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本当はもっと遅い公開だと思っていたのですが、iPhone用ITmediaアプリの新バージョンである3.0がはやばやとダウンロード可能になってしまいました(App Storeへのリンク)。
会社としての正式なプレスリリースが出るのは月曜日以降となるはずですが、既にダウンロードされた方がいらっしゃるようなので、簡単に機能の説明をしておきます。同時にBiz誠アプリも2.0となっています(機能は同じです)。
これまでの経験でいくとApp StoreへのサブミットからReady for Saleまでは2、3日かかっていたようなのですが、今回はわずか1日でできてしまったようです。また、バージョンアップの場合には公開日をコントロールすることができないため、このようなことになってしまうわけです。
さて、そのITmediaアプリですが、大きな機能追加として、Twitterとの連携があります(Twitter認証は安全性を考慮したOAuthを使っています)。
Twitter投稿機能を持つiPhoneアプリはめずらしくなくなりましたが、ITmediaの場合はタイムラインだけ読むことができたり、短縮URL(bit.ly)がついてたり、記事と無関係の投稿ができたり(クリアボタンを押す)、リンク先サイトからの投稿が可能だったり、シンプルさを保ちつつ多機能。
メディアが提供するアプリでここまでのはちょっとないんじゃないかな、と思っています。
さらに、アプリ内Webブラウザが、Safariレベルとはいきませんが、かなり機能が充実しました。「前へ戻る」「次へ進む」「リロード」ボタンだけでなく、ブラウザ画面からツイートやタイムライン確認も可能。ITmediaの記事を起点としたあらゆるブラウザ表示から、メール、ツイートなどのアクションを起こすことが可能になったのです。
で、タイトルに入れた、「3.0で目指したもの」というのは、「ITmediaアプリを終了しなくても用件を済ませられるように」ということ。
読んだ記事をツイートするためにITmediaアプリを終了させてTwitterアプリを立ち上げるとか、させたくないのです。できるだけ長くITmediaアプリを使って、記事を読んでほしい。
記事を読んでいるあいだにTLでどんな投稿がされているのか確認だけしておきたい、そんな希望にも応えられます。
■記事一覧で、タイトルが2行になり、もう1行が本文の冒頭を表示するので記事内容が判別しやすくなりました
■「Twitterに投稿」と「Twitterタイムラインを表示」オプションが加わりました
■「Twitterに投稿」ボタンをタップすると、このように記事とURLが編集画面に挿入されます。左下の「URLを短縮」ボタンをタップすると、bit.lyを使ってURLが短くなります
■これに自分でコメントを加えることができます。編集画面右下に残り文字数が表示されます(オーバーすると赤字になります)
■投稿されるとタイムラインが表示されます。「Twitterタイムラインを表示」も画面表示は同じ。ここからRTなどはできませんが、リロードは可能です
■わかりにくいですが、ITmediaアプリで表示されている記事をアプリ内ブラウザで開き、そこにある関連記事で別の記事にジャンプ。その記事をTwitter投稿した後のタイムライン表示画面です。つまり、このアプリにリンクされているサイトならばことごとくツイートできるのです
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