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2008年12月9日の投稿

2008年12月10日 »

 前回はメインではないところのDS-10の話に終始してしまったわけですが、本題であるTENORI-ONをはじめとするYAMAHAの技術はやはりスゴイなと思ったわけで。

 まず、TENORI-ONの出音にびっくり。すごい音圧と、音質のクリアさ。主にDS-10との比較だったんで、DS-10側にハンデはあるわけですが、それでも音色のひとつひとつがすごく鮮明なわけで。

 TENORI-ONは、レイヤー数も多く、リアルタイムシーケンサーとしては非常に使いやすい。ドットも大きいしコリコリしてる。見栄えがするので、ステージ上で演奏してもDS-10のように「ちまちま何やってるんだろ」感がないわけです。これはライブパフォーマーにとって有利な点ですよね。

 でも、リアルタイムの音色づくりはできないので、それがウリであるDS-10と補完的に使えば、おもしろいパフォーマンスができるのではないでしょうか。スタイラスと指を切り替えるのが少々難しそうではありますが。

 そのステキなTENORI-ONのライブを堪能し切った後で、わたしとジェット☆ダイスケさんとの2008年の音楽ガジェット振り返り対談というのをやったわけです。その対談の内容はまたあとでもう一度書こうと思っているのですが、iPhoneアプリの紹介のところで、PaklSound1を紹介してしまったのです。YAMAHAの牙城、まさにTENORI-ONが開発されているその場所で、TENORI-ONの開発責任者である杉井清久さんの目前で。

 そこで、パクリオンとも言われているTENORI-ONそっくりなiPhoneアプリのことをご存知か、おそるおそるかつ大胆に聞いてみました。

 なんとこのアプリ、ご存知とのこと。社内では問題になっているそうで、強硬な発言もあるという話。そこを、押しとどめているのだそうです。

 「PaklSound1は(数えてみて)9×16のマトリックスですよね。それに対してTENORI-ONは最初から16×16。これが最適なんですよ」というわけで、このインタフェースには自信を持っているとの発言。イミテーションはイミテーションとして、これで面白さを知ったらぜひ本物を試してほしい、と目が語っていました(あくまでわたしの推測です)。

 そのTENORI-ONですが、これはぜひ触っていただくしかない感じ。しかも短時間では理解できなかったりすると思うので、演奏例を見てもらうのが一番いいかなと思います。オトダスト2に参加できなかった方は、YouTubeとかニコニコ動画とかで探してみてください。

 ちょっと探したら、オトダスト2のダイジェストがYouTubeに上がってました。そうそう。TENORI-OFFとTENORI-ONの共演がありました。あと、MI-BU-RIの実演!

関連記事:
オトダスト2で、「DS-10アーティストの出口」を考える

koya

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松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

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