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 CNETの2本の記事に、インターネットの村上社長と漫画家の三浦建太郎さんがどのようにがくっぽいどに取り組んでいたかの詳細が書かれています。

プロがなぜ、二次創作を願うのか--Gacktが歌い、三浦建太郎が描く「がくっぽいど」:ニュース - CNET Japan
これがプロの本気--三浦建太郎さんの「がくっぽいど」スケッチ画を独占入手:ニュース - CNET Japan

 プロがアマがうんぬんは置いといて、注目したいのは、その設定における刀の扱い。

 最初の記事の2ページ目に、三浦さんのこんなコメントがあります。

「楽器を持たせて欲しいとの製作者からの要望があり、神威がくぽが持つ刀を〔楽刀・美振〕(がくとう・みぶり)と設定することを提案した。その刀にある紋様は音を発すると考え、持ち主〔神威がくぽ〕が美しく相手に振り下ろすことにより、相手の体にあるビート感を刺激し、相手を感化したり、仲間と共に音楽を楽しんだりする楽器だと設定した。この設定で神威がくぽに武器を持たせることの抵抗感をなくした」(三浦さん)

 三浦さんのなんとマニアックなことか!

 この「美振」とは、まさしくヤマハが開発した移植の楽器「Miburi」にほかならない。

 Miburiとは、Wikipediaによれば、

Miburi(ミブリ)は、ヤマハ株式会社が1995年に発売した電子楽器。名前の由来のとおり、演奏者が身振り手振りすることにより演奏出来ることが特徴である。

 どんなものかはこちらの動画で。

 Miburiは、肩や肘、腕にセンサーを組み込んだ専用ウェア、グリップコントローラなどから構成されています。

 刀も、両手の指でグリップするわけですから、これをコントローラにするのも道理。「楽刀・美振」では、さらに振り下ろすスピードや角度、対象物に当たったときの振動などをパラメータとして抽出できるならば、製品化されたMiburiよりもさらに細かいコントロールが可能になるかもしれません。

 とすると、単なる飾りでは、とのコメントがあった、がくっぽいどの肩にある「なにか」も、Miburiのためのコントローラ/センサーである可能性も……。美振を片手持ちしたときにもう片方の手で肩のコントローラを操作する、ということが可能なのかも。

 といったふうに想像をかきたてる設定をしてくれるというのもさすが。初音ミクのDX-7、鏡音リン・レンのEOSと、それぞれヤマハの楽器をリスペクトしたわけですが、その流れをきっちり踏襲したところが、インターネットと三浦さんのすばらしいところですね。

 ところで、MikuMikuDanceでは、剣道関連のすばらしい動画がたくさんあります。がくっぽいど3Dモデルに対応してくれれば、これはそのまま神威がくぽの殺陣(楽陣?)に使えますね。

関連記事:
「神威がくぽ」は肩に何を仕込んでいるのか、そして「刀」の使い道

koya

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松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

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