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ちょと古い話ですが。ニール・アスピノール(アスピナルとの表記もある)が亡くなりました。かつてのロードマネジャーであり、Apple Corps.の代表としてApple Inc.と戦った人物。彼は「5人目のビートルズ」と呼ばれていたそうです。本当でしょうか?
ビートルズに近い人物が亡くなると、この「5人目のビートルズ」の亡霊が浮かび上がります。本当は「5人目のビートルズ」が正しいのですが……。
最初に亡くなった「5人目のビートルズ」は、スチュアート・サトクリフ。絵画の天才であり、ビートルズヘアーを考案したアストリッド・キルヒャーの夫。ビートルズにはハンブルクツアーまで同行し、そこでアストリッドと出会ったのです。
当時のドラマーであったピート・ベストもまた「5人目のビートルズ」でした。リンゴ・スターにすげ替えられ、メンバーとのつながりはなくなりましたが、メンバーであったときのドラミングは音源に残っています。
Get Backセッションでハモンドやローズを弾いたビリー・プレストンも亡くなったときには「5人目のビートルズ」と呼ばれていました。
プロデューサーであるジョージ・マーティンも、もちろん「5人目のビートルズ」です。これは誰も異論のないところでしょう。
当然ながら、ビートルズを発掘したマネジャー、ブライアン・エプスタインもまた「5人目のビートルズ」。
「自称」でいうと、マレー・ザ・Kというアメリカ人DJが自ら「5人目のビートルズ」を名乗っていました。彼は1982年死去。ジョージ・ハリスンかリンゴ・スターのどちらかからそのニックネームをもらったと言っていたようです。
サッカー選手のジョージ・ベストも亡くなったときに「5人目のビートルズ」と呼ばれていたことを知り、びっくりしました。名前からすると、ビートルズのかつてのメンバーでもおかしくはないのですが。
ニール・アスピノールに戻りますが、Wikipedia英語版によれば、かつてジョージ・ハリスンが、そう言及していたそうなので、ある意味オフィシャルであると言っていいでしょう。
1997年に亡くなった、宣伝を担当していたのデレク・テイラーも、ジョージが「5人目のビートルズ」であると語っていたそうです。デレク・テイラーの著書である「ビートルズも人間だった」は現在絶版ですが、必読でしょう。
“If anyone deserved to be called 'the fifth Beatle,' it was Aspinall”という記事によれば、「5人目のビートルズ」に値する人物は、サー・ジョージ・マーティンと、デレク・テイラー、ニール・アスピノールだそうです。
ここに挙げた「5人目のビートルズ」、自称を別にすれば、ジョージ・マーティンとピート・ベストだけが残っています。
この2人、ピート・ベストを追い出したのはジョージ・マーティンとされているため、その確執は1962年から続いているわけです。
さすがにすまないと思ったのか、ジョージ・マーティンはピート・ベストに対し、46年ぶりに公に謝罪したそうです。
I felt guilty. Maybe I was the catalyst that changed his life.
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