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まわりからはフラゲしているのではと見られていたり、コンビニにいって戻ってくれば、ビニール袋の中に鏡音リン・レンが入っているのではと疑われる始末。でもまだ会社です。
自宅に帰れば、北海道から届いたパッケージが待っているはずなんですが、まだ会社なのです。
既に鏡音リン・レンを入手したベテランVOCALOID使いの人とチャットで話していたのですが、CV02は相当のじゃじゃ馬らしいですね。
・1音1音調整する根気と気力が必要
・べた打ちっぽい歌わせ方してた人、脱落すんじゃないかな
・たぶん、ミクの3倍の手間は必要
・ラ行が曲者
・ラがルェに聞こえる
・ラのダイナミクスが極端に低い
・歯切れは良い
・完璧に調整できれば、かなり良い
わたしも作例を聴かせてもらいましたが、ちょっと難しそうですね。鏡音リンの隠し事ってのはそういうことなんでしょうか(笑)
・「鏡音リンは初音ミクに隠し事があるようだ」!?——名前入力で「素行調査」
幸い、ニコニコ動画は現在も(19:05)メンテナンス中。午前中には終わるはずが、21時目標となっています。鏡音リン・レン使いはこのあいだに、細かい調整をして、準備万端の状態でニコ動うpができるかもしれません。メンテナンスしてくれてありがとう、なんて。
わたしはCrossOver Macを使っているのでパラメータをほとんどいじらないこともあり、動画投稿できるまでには時間がかかりそうです。というわけで、つなぎの意味でこのエントリーをあげておきます。
いま、午前1時40分ですが。ニコ動復活は、まだ先はみえないもよう。それよりも、代替サービスとして注目されていたzoomeが、移住者のあおりをくらって、サーバ過多でアクセスできない状態になっている。それだけニコ動の影響力(しかも初音ミク、鏡音リン・レン)が大きいことが明らかになったわけで。
けっきょく、午前6時44分にメンテナンス終了の発表が行なわれました。
まるまる1日、ニコ動のない日常はみなさん、いかがだったでしょうか?
アトムにとっての天馬博士みたいな存在、「初音ミクのお父さん」と言ってもいい、VOCALOID開発者である剣持秀紀氏のインタビューを読みました。本日発売された、DTMマガジンの増刊号である、「THE VOCALOID CV01 初音ミク」最大の目玉といっていいでしょう。
VOOCALOIDの心臓部分を作った男
剣持秀紀インタビュー
興味深かったポイントを列挙すると:
・京都大学音楽部交響楽団出身 ヴァイオリニスト
・フォルマントシンギングとVOCALOIDとは、コンセプトは共有しているが、信号処理技術は別物
・VOCALOID 1とVOCALOID 2の違い
・単体でもポルタメントがかかる理由
・鏡音リン・レンのVOCALOID Editorはバージョンアップされていて、十字カーソルバグは修正されている(明日になればわかるはず)
・ミクユーザーのVOCALOID Editorも同時期にバージョンアップがかかる(おお!)
・ライバルはEastWestのEW/QL SYMPHONIC CHOIRS(これもクリプトンの扱いだ)
・VOCALOID-USER.NET、某巨大掲示板でのフィードバックは参考にしている(要望は書き込め!)
というふうに、わたしにとってはこのインタビューだけで1980円分の価値はありました。初音ミクを語る人にとっては必読ではないかと。
ポスターとかマウスパッド目当てでなくても、それだけのバリューはありますよ。
しゃべらせるための3つのコツもミニコラムで披露されています。これは、栗原さんと並び、初音ミクを操るもう1人の弁理士である、人生は是勉学の事の管理者さんが、反映してくれるのではないでしょうか。同サイトでは、漢字まじりの日本語文を.vsqファイルに直接書き出すperlスクリプトを公開されています。
これって実はすごい技術ですよね。弁理士初音ミク部ってのがあるんでしょうか?
今回のインタビューで特におもしろかったのは、日本語では1ピッチにつき500個を要するが、英語では2500個の音素が必要だということ。このため、収録時間は日本語の倍かかるというのです。
Sweet Annの値段が高いのにはちゃんと訳があるんですね。それと、英語の歌をうたえるようにするためには、藤田咲さん、下田麻美さんを3倍の時間拘束し、なおかつ英語のスクリプトを読ませる必要があるわけです。
もちろん、後処理にも時間がかかることでしょう。単純にthとかlとrとか母音をいくつか追加すればいいや、くらいに思っていたわたしが浅はかでした。
ひとつだけ残念だったのは、この別冊にはVOCALOIDのMac対応に関する情報がまったくなかったこと。剣持氏に聞いてくれてもいいのに……。ひょっとして質問はしたけど削除されちゃってたりして。
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