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結論:Vistaはかなりいい。ではどこがいいか?
「これまでのWindowsで感じていたユーザーインタフェースの違和感がかなり解消される」
95からXPに至るまでのWindowsの進化は主に「目を引くようなトランジション」「できるだけたくさんの機能」「スピード」だったと私自身は思っているのですが、それがこの最新版では、「手に吸い付くようなレスポンス」を目標としているように思えます。
XPまでのバージョンにあった、にょろにょろした気持ちの悪い動きが、「気持ちのいい動き」に変わったという印象を受けます(ロバート・フリップ御大による効果音も含む)。スクロールのときのスピードアップ、スピードダウンの仕方とか、これまで「やりすぎ」だったところをチューニングした感じもします。Macのヒラギノで美しくスムージング処理されたフォントに慣れてしまうと使う気になれなかったのですが、メイリオ+ClearTypeなら、拡大しなければ(本文書体としては)そこそこいけます。
全体としては、「これならコアなMacユーザーがストレスなしで使える」といっていいでしょう。XPは、「使う時間を最小限にしよう」と思うくらいだったのですが、Vistaならば、長時間使ってもイライラしません。あくまでも個人的な感想ですが。
でも、そういうのはわたしだけではないみたい。VistaはMacユーザーに歓迎されていると、辛口評論家ジョン・ドボラックがコメント。
“The Vista Era Begines”というPC Magazineのコラムで、
As an aside, I'm fascinated by the fact that Mac users all think Vista is great. These are folks who have long since bought into the Steve Jobs's notion that the sizzle is more important than the steak. PC users have traditionally preferred the steak over the sizzle. So what happens now?
と言っています。もちろん、これは皮肉ですが。
Wiredのライター、“Cult of Mac”リアンダー・カーニーが、やはりVistaをほめています。Aeroを見ると、Tigerのインタフェースは古くさく感じる、とまで。
VistaのローンチとともにMSを退社したオールチンも、その方向性(ユーザー体験向上のためのチューニング)に舵を取ったみたいですね。彼の功績はおおいに評価してあげていいのではないでしょうか。
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