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« 2007年1月9日

2007年1月10日の投稿

2007年1月11日 »

 Macworld基調講演前にiPhoneに触って、スティーブ・ジョブズ、ジョナサン・アイブから話を聞いた記者の話がとても面白かったのでメモ。

 Timeの記事“Apple's New Calling: The iPhone”は必見です。iPhoneにまつわるジョブズ、アイブのエピソード満載。

エピソード1:
ジョブズは携帯を嫌っていた。たくさんの機能を詰め込んでいるのに一貫性のないインタフェースで使いにくい。しかし、そこにチャンスがあると考えた。

エピソード2:
MSがTablet PCに多額の開発費を使っていることを知り、Appleならもっといいものができると考えた。しかし、できあがったらそれだけで満足して放置。その後で携帯にチャンスを見いだして、チームを復活させる。

 これがiPhoneの始まりだった。

 完全主義者のジョブズから見ると、携帯電話は「壊れて」いました。そして彼はそれを直そうと思ったのです。

 そう。ぼくらも携帯が使いにくいとは思っていたけど、今日までは気づかなかった。iPhoneが出てくるまでは。

 P.S.
 ジョブズはこの取材のなかで、Treo、BlackJack、PSP、Mylo、Zuneのことを「iPhoneに比べればクズ」と言っていたそうです。ということは、BlackBerryとニンテンドーDSはオッケーなわけね、と思ってしまいました。

 一見無関係な出来事がiPhoneという製品に結実していくところ、ジョブズが大切にしている“dots”的エピソードでもあります。

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koya

 超薄型のMacBook、全面タッチパネルのiPod、iPod携帯……。予想はみんな当たっているようで間違っている。予想が当たらなかったのは、これまで噂にのぼっていた技術が、1つの製品に結実したからです。それがiPhone。

 「すべてを変えてしまう革命的な製品が時々出てくる」とMacworld Conference and Expo(Macworld Expo)の基調講演でジョブズ氏は述べた。「自分のキャリアの中でその1つを作ることができるだけで非常に幸運だと言える……。Appleはそうした製品をいくつか生み出すことができて、とても幸運だ」

AppleのジョブズCEO、待望の「iPhone」「Apple TV」を披露

 お見事というしかないですね。Mac OS Xのライトバージョンの上に、Safariやウィジェットを載せ、ソフトウェアキーボードによるタイピングも可能。マルチタッチ、アンビエントライトセンサーはMacBookで培われた技術だし。そして携帯の技術。これまでのスマートフォンが子どもに見えてしまうテクノロジーです。

 早く細かいスペックが知りたいところですね。正式リリースや現地からの報告がでたら、そちらも記事アップします。それまでは、このAPの翻訳と各所のリアルタイムリポートで我慢してください。

追記:携帯視点の+D Mobile記事が上がりました。

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松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

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