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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2012年8月9日

2012年8月10日の投稿

2012年8月11日 »

OpenFlowの導入におけるメリットについて紹介をしましょう。

(1)ネットワークの簡素化・自動化、柔軟かつ迅速な設定変更、ネットワークリソースの有効活用が可能

OpenFlowは、OpenFlowコントローラーが経路制御を一元的に行え、複数のネットワーク機器の設定を一元管理できます。ネットワーク管理者は、コントローラーにフレームの処理を自由にプログラムで記述することで、物理ネットワーク環境を意識することなく既存プロトコルの制限にとらわれずに、ネットワークの物理、論理環境の迅速な設定変更が可能となります。

これにより、ネットワークのリソースのプール化も実現し、ネットワーク機器の機能や帯域、ファイアウォールやロードバランサのようなアプライアンスなどのリソースをサービスとして扱うことができます。

また、VLANを使わずに論理ネットワークごとに異なる機能やポリシーの割り当てや、機能やポリシーを動的に変化させることができるため、VLANの上限数を気にすることなく、柔軟なネットワーク制御が可能となります。仮想サーバーの移動に合わせて、VLANなどの設定を変更することなく、ネットワーク経路が自動的に切り替わるライブマイグレーションの自動化も実現可能となります。

(2)提供サービスへの容易な機能追加

OpenFlowは、ネットワークをプログラムで制御できるようになるため、サービス提供事業者が自社サービスに必要な機能が追加することができます。OpenFlowコントローラーのAPIやSDKが公開されているため、自社に必要なネットワークを制御する機能をプログラムとして追加し、ネットワーク全体として利用することができます。

その結果、

(3)構築・運用コストの低減

ネットワーク機器のコモディティ化が進むことで機器コストの低減を図ることができ、ネットワークの簡素化の柔軟な設定変更によりネットワークのリソースの有効活用と自動化が進むことでネットワーク機器の設定、運用・監視などの稼動とコストの削減にもつながります。

(4)新サービス投入の短縮化と差別化

ベンダーの開発ロードマップを待つことなく、自社に必要な機能は自社で追加実装していくことが可能で、市中製品の仕様に縛られずに、新機能の早期実現と差別化されたサービスの提供が可能となります。


オープンクラウド入門 CloudStack、OpenStack、OpenFlow、激化するクラウドの覇権争い (Next Publishing(Cloudシリーズ))

 

※担当キュレーター「わんとぴ」 

OneTopi「クラウド」@cloud_1topi(クラウド)   OneTopi「情報通信政策」@ict_1topi(情報通信政策) OneTopi「電子書籍」@ebook_1topi(電子書籍) 

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MASAYUKI HAYASHI

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プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

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