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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2009年12月29日

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2009年12月31日 »

今年は情報通信政策において大きな節目でもありました。u-Japan戦略の次の戦略の検討、そして民主党への政権交代です。この1年間、情報通信政策関連でブログでとりあげてきたことを少し振り返ってみたいと思います。

【2009年】情報通信の展望(1)日本のICTビジョン(1/5)」6回に分けてとりあげてみました。また、「目指すは「世界を先導するデジタル情報活用国家」(2/11)」では、リーマンショック後の経済危機からの脱却に関する内容を紹介しました。同時期に「「ICTニューディール」を読んで(2/25)」といった緊急提言も出ています。「政府のITに関する中長期戦略とクラウド(3/30)」では、政府の中長期戦略の中に「クラウド」というキワードが多く掲載されていたのは印象的でした。

「スクール・ニューディール」構想(5/31)」では文部科学省の学校へのPCや電子黒板の配備についての政策を紹介しました。電子黒板の是非はこの時期から議論されていたような気がします。「「スクール・ニューディール」推進会議について(6/30)では具体的議論が始まったことを紹介しました。また、「農林水産業ICT利活用プラン(仮称)(6/6)」というように農林水産業にもICTのスポットがあたったのは、興味深かったです。

スマート・ユビキタスネット社会実現戦略(6/8)」や「ユビキタスタウン構想について(6/10)など、この時期は、補正予算の関係で様々な戦略や構想が公表されました。また、「2015年に向けた日本の技術戦略(6/16)」の中長期的な技術戦略についても公表されています。しかし、「日本のICT分野における国際競争力(6/19)」で紹介したように、インフラは世界最高水準ながらも、上位レイヤになると遅れが目立っています。

そして、注目すべきところはのになりますが「i-Japan戦略2015(案)の公表について(7/1)」です。私自身も数回傍聴させていただきました。今後2015年に向けて本戦略を基本に取り組んでいくのかとじっくり読み込みましたが、民主党政権への交代に伴ない戦略策定の見直しがなされています。

民主党政権の情報通信政策について(9/14)」では、民主党がマニュフェストの中でも言及していた「日本版FCC」や「電波オークション」について紹介させていただきました。「「電子経済産業省アイディアボックス」にアクセスしてみて(10/15)」では、経済産業省がオープンガバメントの取り組みの一部を紹介させていただきました。私自身も意見を投稿してみました。

総務省「グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース」について(11/1)」では、4部合路部会やインターネット中継など、画期的な取り組みが印象的でした。本タスクフォースが、今後の民主党の情報通信政策の方向性を担う重要な位置づけとなっていくでしょう。「民主党政権のICT政策と予算重点分野について(12/2)」では、民主党がどの分野に重点をおいているのか、まとめてみました。「情報通信産業のレイヤー別市場規模と今後の市場の成長について(12/4)」では、情報通信全体の市場イメージがご理解いただけるかと思います。

そして、かなりアグレッシブなビジョンという印象をもったのが「総務省の原口ビジョン(ICT維新ビジョン)について(12/24)」です。例えば、「デジタル教科書を全ての小中学校全生徒に配備(2015年)」など、具体的な中長期の目標設定がなされています。「デジタル教科書が2015年に全ての小中学校全生徒に配備へ(12/25)」では、相当のアクセスがあり、小中学校へのデジタル教科書導入についてはの関心度の高さが伺えました。

すべての情報通信政策に関するブログをとりあげてられなかったのですが、今年はクラウド関連の政策も含めると本当に動きの激しかった年だったのではないかと思います。

「グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース」で議論された内容や「原口ビジョン」の実現に向けた様々な施策がどのように展開されていくのか、2010年は大変重要な年でもあり、その取り組みが注目されるところです。

MASAYUKI HAYASHI

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プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

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