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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

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2008年4月13日 »

YouTubeやニコニコ動画などの動画投稿共有サイトは、政治や趣味など様々なコンテンツが投稿されています。動画はテキストでは表現できないことが多く、教育やノウハウ共有という視点では大きな貢献をするのではないかと考えです。


YouTubeで大学の講義内容などを公開

京都大学が8日、大学の講義内容を「YouTub」の公式チャネル「京都大学オープンコースウェア」を開設し一般公開(無料)したことを発表しました(関連記事)。また、昨年6月に「YouTubeを利用して大学公式サイトを“Web2.0”仕様にする」という記事で紹介しましたが、明治学院大学が、大学公式サイトにYouTubeの動画を活用し、今年の3月24日に公式チャネルを設置しています。


高まる動画共有サイトの認知度

NTTレゾナントは、4月8日、「第9回ブロードバンドコンテンツ利用実態調査」を公表しました。動画投稿共有サイトの認知度は全体で70.5%、年代別に見ると10代では85.8%と高い比率となっています。つまり、特に若い世代は、動画投稿サイトで講義内容を閲覧しても違和感は少なく、効果的な配信方法であると考えることもできるでしょう。


海外で進む大学講義内容のYouTubeの公式チャネル化

一方、海外ではどうでしょうか?「YouTubeから大学の講義を学び単位を取得する」でご紹介させていただきましたが、米国のピッツァー大学は昨年の9月にYouTubeのMediaPraxismeチャンネルに講義内容や授業の課題を配信し、履修単位を取得できる取り組みを行っています。また、バークレー大学も昨年10月に同様にYouTubeで公式チャネルを設置しています。大学でのYouTubeでの講義内容の配信や公式チャネル化は欧米各地の大学で広がりを見せており、日本にもその波がきていると言えるのではないかと考えています。


動画投稿でノウハウを共有

動画投稿による教育やノウハウの共有は、一般のユーザにも広がりを見せています。「YouTubeで日本の伝統と文化を伝える」で紹介させていただいたように、無料のハウツー動画投稿共有サイト「Howcast」においても多くのノウハウが動画で共有されています。Howcastには折り紙の折り方等も投稿されており、日本の伝統文化を他の国にも伝えていく点においては有効なPR方法であると考えています。


企業でも動画投稿共有でノウハウ共有の模索が始まる

また、「企業内動画投稿共有サイトは本当に普及していくのか?」の記事で紹介させていただいたように「CorporateCAST」等企業向けの動画投稿共有サイトも導入が始まろうとしています。花キューピットが全国のフランチャイズ向けに花の作り方などを動画で共有しているケースは成功事例を言えるのではないでしょうか。


大学での講義内容の配信、一般向けのノウハウサイト、そして企業内におけるeラーニングでの利用など、動画投稿共有は様々な分野で教育やノウハウ共有という視点で利用されるようになっています。今後もこの流れは加速化し、YouTubeや動画投稿サイトから単純に楽しむだけでなく、様々なことを学ぶことのできる時代になっていくのはないかと感じています。


MASAYUKI HAYASHI

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プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

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