『ビジネス2.0』の視点:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 『ビジネス2.0』の視点

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2007年5月13日

2007年5月15日の投稿

2007年5月17日 »

Twitterや類似サービス(Timelogもごもご等)が爆発的に普及しています。Kizasi.jpを見ても、この42週からTwitterを語るブログが急激に増えており、今話題のサービスと言えます。Twitterは、SNSやブログに比べて更新するのも非常に手軽で、今後ブログやSNSに匹敵するコミュニケーションツールとなる可能性も十分に考えられます。

SNSやブログはコンシューマ市場で爆発的に普及した後、社内SNSやイントラブログとして利用されるようになりました。TwitterTwitter的なサービスが次々と登場している中で、そのサービスが社内利用に適しているかどうか、今後議論や検討が始まっていくものと考えています。

そこで、Twitterの社内利用について考えられる利用シーンとその可能性を、リスクも踏まえながら少し整理してみたいと思います。

 

社内Twitterの想定される利用シーン
社内Twitterとして利用される可能性のあるシーンとして、①グループウエアの補助ツール、②簡単な業務連絡・伝言、③進捗状況の報告・共有、④プロジェクト管理、⑤自己のTo Do管理(自分の作業の振り返り)、⑥空き時間(不在時間・忙しさ)確認、⑦営業日報確認

等が考えられます。

社員がTwitterを使いこなし、情報のリアルタイム性が高まれば高まるほど、社員同士の「見える化」が実現できるかもしれません。また、仕事の共同作業や報告・連絡・相談するタイミングも今よりわかりやすくなることも考えられます。携帯のSMS、電子メール、RSSそしてWeb2.0のツール等と連携させればその業務範囲も広がるでしょう。


社内Twitterの想定されるリスク
一方で、社内Twitterを利用することはそれなりのリスクも考えられます。セキュリティ(なりすまし、フィッシング等)、機密情報の漏洩、モラルの低下、社内で対応困難な運用ルール、Twitter炎上?等数え上げたらきりがありません。仮に導入したとしてもTwitterを全く使わない人もかなりの人数いるでしょう。よって、社内Twitterを導入するためには、運用ルールを決めてから導入する等の慎重な検討が必要です。

 

まとめ
Twitter
的サービスは社内のコミュニケーションの壁をいくつかクリアしていけるものと考えています。一方で予測できないインシデントも発生するかもしれません。しばらくは試行錯誤が続くと予測されますが、個人への普及が一段落し社内Twitterを導入する事例が出てくれば、社内SNSやイントラブログと同様に社内導入が進む可能性も十分に考えられます。社内用に改良された社内版Twitter的サービスがニュースリリースされる日もそう遠くはないであろうと感じています。

MASAYUKI HAYASHI

« 2007年5月13日

2007年5月15日の投稿

2007年5月17日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
business20
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ