Pocket WiFiでビューンがサクサク:iPad利用時間が増えるなぁ
昨日はほとんどつながらず、サービス停止にいたった「ビューン」、今朝の4時台、寝起きに試してみたら快調に動きました。サーバー復活おめでとうございます。実際に動かしていると、雑誌の一部が読めたり、ニュースが動画で見えたり、ひとしきり移動しているだけであっという間に15分ほど費やしてしまいます。
さらには通勤電車の中でPocket WiFiでつないで見てみたのですが、光フレッツと接続されているWi-Fiとページめくり時の体感速度に差は無く、なかなか快適でいいです。ページの容量が最適化されているのですね。
「ビューン」のコンテンツの中でもはまったのが「地球の歩き方」です。すべてのページが配信されます。スペインの巻などは思わず読み込んでしまいました。ページ毎にダウンロードするこの方式、コンテンツを手元に置きたければ、丸一冊を有償でダウンロードする、あるいは本屋さんで実物を買ったりしますね。買いたい本を物色して立ち読みする感覚でしょうか。
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一方、i文庫HDという、青空文庫を中心としたコンテンツ配信をしている日本版iBooksのようなアプリもありますが、これもアメリカ版AppStoreでしか手に入らないiBooksをかなり忠実に模倣しています。
あの有名な瞬間芸、「ページめくりの裏写り」まで実現されていました。フォントをゴシックに、サイズも大きめに変更、小さいモノが苦手になってきている目に優しくすると「マッチ売りの少女」も一瞬で読み進み、少し涙してしまったりします。
また、i文庫HDはiPadをFTPサーバーにできるため、FTPをオンにすれば、同じ無線LAN配下にあるパソコンのエクスプローラーからドラッグ&ドロップでPDFをあげることができます。早速、永井さんが無償配布をしてくれている本、『戦略プロフェッショナルの心得』を入れてみます。
ページめくりの裏写りまでバッチリですね(笑)。そして実際のところ、昨日はお昼休みにこれを読んでいたのですが、正直なところパソコンで読むストレスは皆無です。日本一おいしいカレーを食べながら、横目にいつの間にか50ページほど読み進みました。快適快適。動画もどうぞ。
各コンテンツをPDF化しておいて、それをiPadで読むというのも本当にアリですね。実際のところ、データ量は多いですが、オリジナルのレイアウトが崩れないという意味ではPDFの方がありがたいのかとも思います。
やはりデバイスはコンテンツなのだなと、急増する利用時間で思ったiPadでした。
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