オルタナティブ・ブログ > インフラコモンズ今泉の多方面ブログ >

株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

「エントリーバリュー」に関するごく簡単な確認

»

「エントリーバリュー」という尺度を1つ設定してみると、色んなものが説明しやすくなります。
昨日少し書いたように、エントリーバリューとは、ネタとしてブログに書く価値があるということを、カウントする尺度です。投稿1本で済むようなら1EV、そのネタで2本ぐらい書けるなら2EV。

少し前の例で言うと「ウェブ進化論」はEVが非常に高い本でした。「フラット化する世界」もわりとエントリーバリューが高かったように思います。

エントリーバリューが高いと本が売れるということが言えるのかどうかわかりませんが、刊行点数がきわめて多い現在、多数の人のアテンションを惹きつけることには大きな意味がありますから、EVの高さは本の売れ行きとは無関係ということはないでしょう。

ただ、ある対象がEVを持っているかどうかは、その人次第ということがあります。非常に主観的な価値です。

飲食メニューへの言及に関して、例えばこの方などは、相当なレベルにあるものでないとEVがあるとは認めないのではないかと思います。努めてうまいものを召し上がるように心がけているそうです。
翻って弊ブログの筆者などは、色んなものを「すげぇ」と思う性質なので、EVの敷居(閾値でも同じか)は低いです。以前などは「きなこチョコボール」で1本書いてしまいました。けれども実際、この低単価菓子に「すげぇ」という要素を認めたことは確かです。

先日オープンした「あらたにす」については多くの方が言及していますが、これもある意味、EVが高い出来事だったと言えます。EVがあるというのは、必ずしもポジティブな見解に関してだけでなく、ネガティブな見解についても、EVというのはあるわけです。

Comment(0)