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実際のベンチャー起業家との対話から紡ぎ出された真実がよくまとまっています。
自分の可能性を信じて言い訳をしない、そして他人と比べない。そんな勇気から潜在能力の顕在化は生まれます。そのためには日々、積極的に行動し、肯定的に物事を考え、最終的には出来ているのだという可能性を信じることから始まります。(28ページ)ベンチャー企業は未踏の分野に挑みます。分からないことをやり遂げるには、自分の可能性を信じるしかありません。分かっていない世界で勝負する訳ですから、机上で考えるのではなく、行動する必要があります。
自己実現欲求とは、「オンリーワンの自分を確立し心の満足と存在価値を実現する」。(71ページ)よく引用されるマズローの欲求段階説の最上級の欲求である自己実現欲求に関して、筆者の定義がなされています。モチベーションアップの要因が、恐怖から報酬、さらに心の満足へと移ってきた現在、自己実現欲求とは、かけがえのない存在となることで得られる心の満足と言いかえることもできるでしょう。
常識と非常識との狭間で勝負するのがベンチャー起業家です。業界の当たり前を打ち壊すことができれば、新規参入に成功する確率が高くなります。ベンチャー起業家自身が業界常識を常識とみなさないから成功するわけです。(84ページ)成功した起業家は、非常識を掲げるためにクレージー扱いされることがよくあります。少ないリソースで競争を勝ち抜くには、業界常識に依存しないことが重要になります。ゲームのルールを変えることは、ベンチャー勝利の鉄則だと思います。
数字なくして目標達成はありません。数値化できない目標は目標ではありません。(101ページ)ビジョンを実現するプロセスは、目標達成の積み重ねです。達成の可否は、数値で判定する他なく、目標の数値化が必須になります。ビジョンは数値化に馴染みませんが、目標は期限と数値化が欠かせないと思います。
日常レベルの仕事、精神、生活のバランスがとれていなければいけません。会社も家庭もバランスのよい経営が大切です。人材、資金、ビジネスモデルがバランスよくなければ成長できないからです。成功は何かを犠牲にするものではないのです。(171ページ)成功のための我慢はよく言われますが、何かを犠牲にして得られた成果では、本当の成功とはいえないと思います。バランスだけを重視するのも問題ですが、バランスを無視することは不幸にしかつながりません。
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