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2007年12月12日 » |
世の中全体が効率重視で、余裕がなくなっているなか、生きていくスタンスに関して参考になる意見でした。
本当の努力、本当の真面目さ
「努力は必ず報われる」とそのまま信じきった人には努力という主観に評価の基軸を置きがちです。信じ込んだ努力が報われない時、彼らは馬鹿にされた気分になり他人や世間の否定に走ります。必ず報われると思わなければ努力できないとか、努力が報われなかった時に悲劇の主人公になぞらえる人が増えていると思いますが、客観的に価値を創出できたか、ということに意識が向かうべきだと思います。
他人以上に努力しても他人以下の成果しか得られない時もあります。一年間の努力が一瞬にして消えてしまう時もあります。それでも淡々と努力を続ける人は本当の努力家です。「努力は報われる時もあれば報われない時もある」。この現実を前向きに受け入れる人こそ、信念の人であり、リスクを取り、変化に柔軟になり、他人と社会に寛容になるのです。「努力は報われる時もあれば報われない時もある」というのは、至言だと思います。主観的に大事なことは、信念に従ったものであったかどうかであると思います。逆に考えれば、成果の挙がった人だけが努力している訳ではなく、成果の出ない人を努力不足と決め付けない寛容さが身につくと思います。
努力も真面目も言うまでもなく良いことですが、原理主義的にそれを信じ込むと複雑な世間や多様な人間に対して寛容さを失っていきます。クレーマーの急増と魔女狩的な批判風潮は、ここに遠因があるのではと考えます複雑系の社会において、原理主義的な考えは危険なことだと思います。因果関係が見えないところで、べき論を強要すると他人に対する寛容さが失われてしまいます。共生とシェアする発想が、今後はより重要になってくると思います。
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