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とある出版社さんから、ある企業がお客様に配布する出版物への執筆のご依頼がありました。また、別の企業さんからは、その企業主催のセミナーでiPadの活用について講演のご依頼があり、明日から大阪に行く予定です。いろいろとありがたいことです。
 
僕自身、セミナーの資料はギリギリまで修正・加筆を重ねます。ただ、だからといって何週間もにらめっこしているわけではないですね。1週間あるいは2週間くらい前に大枠を仕上げておき、直前に一気に加筆あるいは修正をします。
 
実は執筆も同じで、時間をかけるといいものができる、とは思わないのですよね。もっと正確に言うと、「時間をかけて考えこんだからといって、いいものが出来るとは思わない」ということなんです。それよりも、どんどんアウトプットしてみる。執筆なら、とにかく書く。パワーポイントを作るのであれば、とにかく何枚も作ってみる。そのうえで、修正したり、場合によってはほぼ全部を書きなおすこともありますが、アウトプットしてみないことには修正すべきなのか、加筆すればいいのか、が分からないのですね。
 
最近よく聞くのは、修正するのがイヤだからじっくり考える、という人がいるということです。まあ、それでいいものが出来る人がいればいいのでしょうけど、僕のような仕事の場合にはそうはならない、と思っています。とにかくたくさん書いて、あるいはたくさん作って、その中から使えそうなものを絞り込む。絞り込んだものをさらに磨き上げる。そういうやり方のほうが、僕は肌に合うというのか、そういうやり方をしています。じっくり考えると眠くなりますし。(笑)
 
僕はアーティストではありませんし、作家でもありません。ビジネスパーソンとしてアウトプットを出す、ということをやっているわけです。また、そのアウトプットがゴールではなく、そのアウトプットを見ていただいて、次のアクションに繋げたいわけです。それを見据えて、どんどんアウトプットしてみて、それを磨いていく。じっくり考える人から見れば、無駄な動きが多いのかも知れません。
 
僕自身も、20代の頃には「じっくり考えて」なんて思っていたのですが、じっくり考えれば考えるほどいいものが出てこないのです。考えるほど、どこに着地点を設ければいいのか分からない。そういう経験から、今のやり方に変えたのが実情です。そういう経験から、じっくり考えるといいと思い込んでいたのは、僕自身の妄想であることを自覚しました。
 
まずはやってみる。無駄かも知れないけれど、無駄を恐れないことが大事だなあ、なんて感じている今日この頃です。

kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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