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芝本さんのブログのテーマ「研修費は会社が持つのが当たり前と主張する人」というのに惹かれて、少し書いてみたくなりました。
僕自身、会社員のころに会社にお金を出してもらって受けた研修、会社の経費で買ってもらった本というものはたくさんあります。ただ、会社負担では出来ないものもあって、それでも受講したければ自腹、買ってもらえない本、あるいは自分で買うべき本は自腹で購入していました。
20代のころは、給与もさほど多くないですし、会社に買ってもらえるものは出来るだけ買ってほしいと思っていました。30代になって、少しだけ「会社の売上に役立つのか」「個人の成長に役立つのか」で分けて考えるようになりました。つまり、この勉強をすることで目先の売上に役立つのか、あるいは自分が成長する、将来的には会社に貢献できるだろうけど、短期的に見ると自分の知識、自分自身の成長に役立つのであれば、自分で払うというのも考えられる。そんなことを考えるようになりました。
IT業界にいると、例えば技術書は高価なものが多いので、自腹で買うのはキツイということがよくあります。3,000円、4,000円は当たり前で、それを何冊も買うのはキツイ、ということですね。前職では、技術書はだいたい社員が言うとおりに買っていました。ただそれでも、初歩的過ぎて会社に申請するのがイヤだから(恥ずかしい)という理由で、自腹で購入する社員もいました。そういう考えもあるでしょうね。
一方で、ビジネススキルの本が問題になることが多いようです。よくあるのは、「社長がみんなに読め、と買ったから」と、同じ本をたくさん購入して社員に配布される。社員の中には興味が沸かず、途中で放置される。一方で、ビジネススキルの本を社員が申請すると却下された、ということを伺ったことがあります。
「社長が勧める本は何冊も買うくせに、僕が申請したものは買ってくれない」
うん、こういうの、きっと腹が立つでしょうね。分かります。しかし、そういう中にも「じゃあ、自分で買えばいいや」と、気軽に購入する人もいる。なぜなら、自分が読みたいからなんですよね。
どの本を読んだから、どれだけ成長する、なんてものはないと思います。これは研修やセミナーも同じ。知識だってどれくらい身に付くかわからないのに、成長なんて予測できるはずもなく。
しかし、会社が機会を提供し、費用を持ってくれなければ学べないという人に、デキる人はいません。会社が費用を持つメリットはないのです。会社が費用を持ってでも、教育に投資したいという人は、見込みがある人、すでに実績を上げている人です。「教育の費用は会社が持て」という人は、まず自分が「投資に見合う人材なのか」ということを振り返る必要があります。
これ、すごく分かりますし、同意です。しかし、こういう状態の人には理解しづらいでしょうね。
経営者になって感じるのは、「利益をどのように配分するか」ということと「何にどれくらい投資するか」ということなのだろうな、ということです。利益を賞与で払うのか、本やセミナーなどで還元するのか、という考え方もあると思います。同じ1万円があったとして、賞与として支払うか(源泉などがあるので1万円にはなりませんが)、あるいは1万円の研修やセミナーに参加できるようにするか。
芝本さんのおかげで、いろいろと考えることができました。ありがとうございます。
投資については少し長くなるので、また機会があれば書きます。
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