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9月も半ば近くだというのに、まだまだ暑い日が続きますね。夏バテといいうのは、この頃に来るのかも知れません。皆さん、くれぐれも水分補給をしてくださいませ。
 
最近僕は、電子書籍を読む機会が増えたため、書店に立ち寄る機会がめっきり減ってしまいました。また、紙の書籍を買うにしても、買いたい本が決まっているのでAmazonのお世話になることが多いのですね。書店は書店の良さというか、楽しさがあるので好きなのですが、忙しさにかまけて行けていない、というのが実情です。
 
そんな中で、ふとツイッターやフェイスブックを見ていると、ものすごい勢いで本(特にビジネス書)を読んでいる人たちがいらっしゃいます。すごいなあ、と感心しつつ、ふと思い出したのは会社員時代の自分です。
 
僕が会社員だった頃には、オフィスの下に書店があったこともあり、毎日のように書店に立ち寄っていました。平日はビジネス書、あるいはビジネス書関連の雑誌、週末は趣味関連(ダイビング、クルマ、キャンプ関連)の雑誌など。毎日買うのでカバンの中にはいつも数冊入っていました。当時、僕が書籍代として使っていたお金は、少ない月で3万円以上。多い月には、もっとです。
あの頃、なんであんなに本を読んでいたのかを振り返ってみると、なんとなく「不安」だった気がします。将来、キャリア、事業、会社、どれが、という具体的なことではなく、ただ不安だったような。転職を考えていたわけでもなく、むしろ転職を考えていないからこその不安かも知れません。
このことを、とある会社員の方にお話したところ、まさに今の自分がそうだ、とおっしゃっていました。大企業に勤めておられ、別に路線から外れた仕事をしているわけでもないのだけれど、なんとなく不安。魂が落ち着かないような気分だそうです。
その後、経営者になって苦しい時期を迎えたことがありました。その時期の自分は、本を読む気になどなれない。経営者が読んで安心できる本が見当たらないのかも知れませんが、そもそも本を探す気にもなれない。本を読むヒマがあるのなら、もっと売上、利益を追求する活動時間に充てたい。そう考えていました。
 
今は本を読む程度の心の余裕を持てるようになりましたが、それは今の自分をあちこちから支えてくださる皆さんのおかげ。感謝しかできません。
 
では、いまビジネス書を読むかというと、あまり読まなくなりました。ビジネス関連の雑誌は読みますが。絶対読まないのは、○○千万円貯めるとかいった、お金の本。本業とは関係ないことばかりですしね。(笑)
 
長財布を持ちましょう、といった本もありましたが、立ち読み程度で購入には至らず。財布の中身は常に整理しましょう、といったことは、その昔に風水関連のことで聞いたことがあるので、実践するようにはしています。
 
少し逸れましたが、会社員と経営者。実は心に抱えているものは、中身は違っても似ているものなのかなあ、なんて思った次第。本を読むことも大切ですが、顔をあげて世間を見ることも大事な気がした、気持ちの良い朝です。

kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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