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最近、当社のお客様でもiPadでプレゼンテーションをする方が増えてきました。Keynote(WindowsのPowerPointに相当するアプリケーション)も多いですし、PDFや動画でプレゼンテーションをする方も増えています。今までの紙のプレゼンテーションよりも効果がある、と伺う機会が多く、導入支援を担当させていただいている身としても、嬉しい限りです。

最近、「どんなプレゼンテーションがiPadに合っていますか?」という、かなり核心をついたご質問をいただきました。そうなんです。どんなプレゼンテーションでもiPadに向いているとは言い難いんですよね。

20120723_73824 では、iPadでのプレゼンテーションの光景を思い浮かべてみましょう。プロジェクタでプレゼンテーションするケースと違い、iPadでのプレゼンテーションは1対1、もしくは1対少人数です。iPadからプロジェクタ経由でプレゼンテーションする方は、さほど多くありません。我々のような、業務上あえてiPadでプレゼンテーションするのは稀なケースで、我々も多くの人にプレゼンテーションする場合は、iPadを使わずにプロジェクタでプレゼンテーションします。

たとえばこの写真のように、MR(医療情報担当者)もしくは臨床検査企業の営業など、医療関連の営業マンがお医者様にプレゼンテーションしているケース。
お医者様に座ってプレゼンテーションできるケースは少ないです。いくらアポイントをとっていても、お医者様は急患や急な手術(あるいは立ち会い)を優先しますから(当然ですね)、時間が少なく立ち話で終わることが少なくありません。その場合、エグゼクティブ・サマリーになっていればいいですが、長々と50ページ以上もあるプレゼンテーションを見せられても頭に入らないでしょうし、そもそも聞く気も失せてしまいかねません。

相手がお医者様でなくても、iPadでプレゼンテーションする、このサイズの画面でプレゼンテーションすることには限界があると思います。逆に言うと、短時間でいかに効果的なプレゼンテーションをするか、ということになるのだと思います。数十ページにおよぶプレゼンテーションで、さらに最初の10ページくらいは延々と会社紹介が入っている、といったプレゼンテーションは、iPadでのプレゼンテーションには向かないのだと思います。

効率的というのは、自分にとって効率的というのもあるでしょうけど、相手にとって効率的という視点が重要なのだと思います。でないと、伝えたいこと満載にしてしまい、聞いた方からは「なんだかいっぱい書いてたけど、結局要点はなんだっけ?」になりかねないですよね。

iPadを使うことで、メリハリのあるプレゼンテーションが出来るのかも知れない、と感じた週明けです。

kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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