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 僕が大学の頃、MBAの授業に参加していろいろと学びました。が、かれこれ30年前のことで、かなり忘れていること、そしてMBA自体も進化しており、昔のほうが学問に津かかったこと、そして現在のMBAのほうが圧倒的に現代の経営に則していることから、最近になってMBAのエッセンスを学びに行っています。(関西学院大学丸の内講座
 いつもは勉強が終わったら帰っていたのですが、昨日は学ぶところが多かったもので、その後に先生を囲んでの飲み会に参加してきました。
 今まで一緒に授業を受けていても、どの方がどこの会社の方なのか知らなかったのですが、飲み会で名刺交換させていただいたところ、大企業の方が多いんですね。大企業だから会社から経費が出て、というわけではなさそうで、ご自身で支払って、自発的に来ている方がほとんどでした。

 昨日の先生も仰有っていたのですが、僕たちが若い頃は経営について、あるいは経営に関わることなんて勉強する必要もなかったわけですが、最近は会社員でも経営に関することが分からないとビジネスに支障が出るケースが増えているようです。具体的に言うと二つ。
 一つは、経営に関わる数字の知識。財務関連ですね。バランスシート(貸借対照表)やP/L(損益計算書)を読めなくては、ビジネスそのものが理解できないことが増えていますよね。プロジェクトの収支を見るのも、バランスシートが関係してきますし、最低でもT字勘定くらいで整理しないことには、粗利すら見えなくなります。
 二つ目は、ビジネス上の法務知識です。契約書もそうですし、経営に関わる法務知識。会社法などもそうですよね。こちらも、契約書を作成する知識が無くても、契約書によって何が締結され、何が除外されていて、リスクはどこにあるのか、それを回避するためにはどういうことを足せばいいのか、くらいの知識が必要になってくるわけです。商社の社員の方なんて、結構当たり前に知っているのではないかと思います。

 ベンチャー、特にITベンチャーの方々も勉強をしている方は多いです。ただ、内容は技術だったり、ビジネスモデルであったり、あるいは僕たちが主催しているようなボランタリーな勉強会が多いように感じます。(あ、全ての方ではないです)それはそれで不要とは思いません。どんどん吸収していくべきことでしょう。ただ、特に経営者は、簿記ということではなく、経営の数字を読み解く力が求められてきます。自社の数字、取引先の数字から、何を読み解くか、そこからどうやっていくのか、といった「考える力」が必要になってくるわけですね。僕も、ここは必死になって取り組んでいます。

 若干、説教臭い内容になってしまい、申し訳ありません。日本で、もっともっとベンチャーが盛り上がって欲しいと思っている人間として、気になっていることなんです。だから僕も勉強しているわけですが。もちろん経営者のみならず、ベンチャーに勤務されている社員の方も、こういう知識を持っていると強いと思いますね。お互いがんばりましょう。

kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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