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 LinkedInが日本語化されたとのことですが、まだまだという声もあったり、いやこれからはLinkedInだ、という声もあったり。まあ、この間までFacebookだと言っていた広告代理店が一気に移行する図は想像つく範囲ですが。
 僕自身、LinekedInに登録した時期も覚えていませんが、もうずいぶん経つ気がします。で、最近になっていろいろなメッセージが来るようになりました。でも、結局Twitterでも連絡を取り合っていて、Facebookでも連絡がとれる人がほとんど。結局、あっちでもこっちでも、同じ人と繋がっている気がします。僕だけかなあ。

 新しいツールが話題になると、すぐにそっちに飛びつこう、という話が出てきますが、所詮ツールなんですよね。誰とつながるかが重要なのであって、どんなツールを使うかが重要ではないように思います。ま、岩永さんが書かれているように、向き不向きもあるとは思います。もちろん好き嫌いもあるでしょうし。
 それぞれのツールをいいと思うことには何ら異論はありませんが、何をしたいのか、何のために使っているのか、ということだと思います。特にLinkedInはビジネスというキーワードを打ち出しているツールであるため、余計にそこを意識する必要があると思うんですよね。友達との連絡ツールでもいいのですが、そのあたりがごちゃごちゃになってしまうと、何だかよくわからないことになりそうです。
 それは、少し前までTwitterこそネットプロモーションの救世主のようにもてはやし、時代はFacebookだ、Facebookページがなくてはならない、というような宣伝文句があちこちで聞かれていたことを思い返すと、自然と分かってくると思います。
 もちろん、LenkedInがダメなツールで、という話ではなく、自分がどのツールをどのように使っていこうと思うのか、ということだと思うんですよね。永井さんがセルフブランディングに、と書かれていますが、日本は会社員が多勢を占めていること、日本企業はまだまだソーシャルネットワークサービス、ソーシャルメディアにオープンではないことなどを鑑みると、一部のビジネスパーソンしか使いこなせないのかな、などと感じたり。
 
 これからはLenkedInだ、といった主語が抜けた宣伝文句には振り回されず、本質は見失わないでいたいな、と感じた週明けです。

kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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