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Dsc00059 昨夜のについて、もう少し。22名の参加者が、それぞれ一本の四合瓶という約束でしたが、僕自身は茨城のお酒を3本持っていきましたし、一升瓶の方もいらっしゃいましたので、四合瓶換算でざっと25本程度のお酒が並びました。

 見事に同じ銘柄がない!改めて、東北にはお酒の種類が多く、蔵元もたくさんあり、お酒の元であるお米、お水が豊富だということを実感しました。
 
 昨夜は、山形出身の方、岩手出身の方など、東北に縁のある方々も多く、ゆっくりお話しをお伺いできました。僕は昨年旅行したくらいで、元々は東北について知らなかったのですが、自分の親も阪神で被災していますし、ものすごく興味を持ってお伺いいたしました。
 
 お祭りが次々と中止を発表しています。これについて僕個人的な意見ですが、中止してはいけないと思うのです。電力に気を遣うとか、バカ騒ぎにならないようにするといった配慮は必要でしょうし、警備の人が足りないといった問題で、縮小することを余儀なくされる場合もあるとは思うのですが、人が集まる場を無くしてはいけない、と考えています。人が集まればアイデアも出るし、なにより智慧が集まります。ビジネスでも同じですが、智慧を集結させることが大事なのだと思います。そして、もちろんお金を集めることだって、目的を明確にさえすれば可能です。
 
 今朝のツイートで、自分の意志で静かにすることは自粛、他人に気を遣ってやるのは自粛ではなく他粛という言い方をしている方がいらっしゃいました。言い得ているな、と思ったり。静まりかえることがよいとは、僕には思えません。動きながら、小さいことだけど、引き続きやっていきたいと考えています。次は子供に向けて。こちらについては別途、ご報告させていただきます。

kumaboo

 東北の日本酒を持ち寄って飲みましょう、という会が無事終了しました。20名の募集に対して参加者は22名。お店の方も日本酒に合う料理をいろいろと考えてくださり、素晴らしい会になりました。

 
「要は呑みたいだけだろう」そうかも知れません。どうせ呑むのなら、何か貢献のスタートになればいい。そんな程度の発想からスタートしたものです。
 
 昨日は、倒壊してしまい、次にその蔵元のお酒が手に入るのは何年後になるか分からない、というお酒もありました。呑んでいる中で、お酒を作っていただくことに対して、出資を募ろうといった案も出ました。みなさん、いろいろと案を出し合っておられ、次回以降に少しずつ動きがあるのだと思います。
 
 もちろん蔵元だけが被災者ではありませんが、僕たちがあれもこれも、と手を出そうとしても限界があります。少しずつ、ほんの少しずつですが、出来ることをする、という当たり前のことをやっていきたいと思います。

kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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