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 日本相撲協会の状況は、皆さんもご存じの通り。春場所開催を断念したとか。一回の公演で13億の売り上げがあるそうですから、相当な思いで断念をされたのでしょう。しかし、国民で「そこまでやったんだから」と思っている人は、なぜか少ないような感があります。

 
 今回の、というよりは、前々から相撲協会のあり方は、ある意味で大企業病と言える気がしています。うちの会社は潰れないよ、という感じ。「公益法人格を召し捕られることは、まずないだろう」という甘えにも似た感覚が伝わってきます。これって、少し前の郵便局、もっと前だと三公社五現業にも、そういった感覚があったように思います。
 
 民間で考えてみましょう。「いまどき、大企業病なんてないんじゃないの?」と思われるかも知れませんが、僕は、大企業病というものは、会社にではなく個人に宿る病気だと思っています。「うちの会社、デカイからさ」という、根拠のない自信というか、そこにぶら下がっている感覚というか。よって、大企業病は、昔から大企業である会社に勤めている人にもあり得ますし、最近大きくなった会社の社員にも宿っているものなのだろう、と感じています。
 
 人は、大企業病になった瞬間から、いくら何をやっても成長が止まってしまうように思います。あちこちで勉強会に参加したり、あるいは主催している人でも、大企業病である以上は、どこかで相手を見下ろしているのですから、成長できるはずもないのでしょうね。
 大企業病にかかっている人は、なかなか自分で気づくことが出来ないのだろうと思いますが、こういった他業界の問題を見ることで、自分自身を客観視する機会なのではないか、と感じた今日この頃です。

kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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