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 先日、とある大学の教授とお話をする機会がありました。その際に、「近頃の若いもんは」という話ではありませんが、大学生はなかなか自己管理が出来ていない、社会に出る前にきちんと自己管理出来るようになってほしい、といったお話をされていたのが印象的でした。

 
 これは学生に限った話ではないと思います。仕事もプライベートも、自分で予定を立てて、後で予定と実績を見比べて評価していく。予実管理というと、経営の数字や売り上げ、利益といったものに使う言葉ですが、予定を立てて、実績と比べるという意味で言うと、我々の日々の仕事や、プライベートにも使えるのだと思います。
 
 ある大学では学習成果を自己評価しているそうですが、自分自身を後で評価する仕組みというのも、社会に出てから役立つ仕組みだと感じています。履修管理にも役立ちそうです。
 
 また、時間を守らない学生も多いそうです。授業に平気で遅れてくる。それは決して大幅に遅刻するわけではなくて、ほんの2〜3分。でもね、たったの2分なのであれば、電車を一本早く乗れば遅刻しないんですよね。それが出来ていない学生が多いとか。
 
 予実管理は、プロジェクトにはつきものですよね。予定通り進んでいるか、あるいは遅れているのか。遅れているのであれば、何が理由なのか。遅れた分は、どこで取り戻せるのか。遅れを取り戻すためには、どうすれば良いのか。何が要因なのか。取り除ける要因なのか。
 
 もちろん、想定外の一日なんていうのも楽しかったりします。しかし、すべてが行き当たりばったりでは、予定も何もなくなっていましますよね。
 
 偉そうなことを書いていますが、かなり自分へのメッセージでもあります。日々の自分を棚卸ししながら、修正しながら、の毎日である気がします。はい、がんばらないけれど、ちゃんとやるようにします!

kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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