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 おかげさまで毎日忙しく過ごしています。忙しいのはいいのですが、僕一人で出来ることに限界があるわけで。ということで、そろそろ人を採用して、育成していかないと先が心配であるわけです。
 ということで、ビルのオーナーに、ビル内で広いオフィスがないかと相談したところ、幸い今の三倍くらいのオフィスが空いているとのこと。ここにしようかな、と考えているところです。

 起業後すぐに、広いオフィスを借りる人がいる、とビルのオーナーから聞きました。最初から家賃負担を大きくするのは勧めないそうですが、どうしても、と聞かない人がいるそうです。で、入って半年で縮小し、少し良くなったらまた広くする。

 今の時代、昔ほどオフィスがないと仕事ができない、というわけではなくなってきました。ICと呼ばれる一人会社の方たちの中には、固定オフィスを持たずに仕事をされている方もいます。
それらを鑑みると、オフィスを借りる前に、何のためのオフィスなのか、を考える必要性があると思うんですよね。オフィスの用途は、だいたいこんなところでしょうか。

  1. 名刺に住所が必要
  2. 作業をする場所
  3. モノを置く場所
  4. 来客対応の場所

 オフィスがないと格好がつかないとか、いいオフィスじゃないとみっともないというのは、なぜ格好がつかないのか、何をもってみっともないのか、ということをきちんと考える必要があります。
 自分の感覚だけで進めると、借りたはいいけど家賃のインパクトが大きくて、結局あきらめてしまうことになる例は少なくありません。
 また、頻繁に引越しをするということは、引越し貧乏という言葉どおりに、かえって無駄なコストを生み出してしまうことになるわけです。

 良いオフィスのほうが、採用しやすいという説があります。これは、きっとそうなんだろうと思います。しかし、逆に考えてみると、良いオフィスだから入社するという社員なのであれば、次に古いビル、狭いオフィスに引っ越したら辞めてしまうということなのではないか、ということです。
 本当にオフィスだけで入社を決める人がどれくらいいるのかは分かりませんが、自分が創業した会社の魅力はオフィスだけじゃないですよね。
そのビジネスに対する思い、将来性、いろいろとあると思うんです。

 オフィス移転(同じフロア内ですけどね)を考え始めたいま、ちょっと考えてみた今日この頃です。

kumaboo

 iPhone、iPadのアプリを探そうと思えば、AppStoreにいくよりも詳しい情報があるので、AppBankを使っています。特にiPadアプリのAppBankは最高に見やすくて便利。
 そんなAppBankさんが、iPad on Business 出版の取材にお見えになられました。光栄です。
 AppBankさんでは、今年だけで2,000以上のアプリをレビューされているそうですが、ビジネスパーソンがビジネスでアプリ、そしてiPadを活用するイメージを持てるように努力されています。
 
 ビジネスパーソンがiPadを持ち歩く場合、中身がないようでは意味がないわけで。なので使えるアプリが入っていることが大切です。それは、最新のアプリとかでなくても、きちんと用途があり、自分のビジネスシーン、業務上必要なものを必要とするわけです。
 
 僕が最近悩ましいと感じているのがApple純正のPages、Numbersです。どちらも使い勝手のいいものなのですが、他アプリへの連携がない。例えば、Excelファイルをメール添付で受け取ります。iPadではNumbersで開けるので、それで開いて加工する。再度添付しようとすると、NumbersかPDFにしかできないんですよね。
 ところが、Docments To Goというアプリを使えば、難なくExcelのままで加工できてしまうのですから、必然的にこちらの使用頻度が高まります。我々の身近な企業の人たちは普通にNumbersなどを使っていますが、Windowsベースの企業ですとそうはいきません。
 こういったアプリ間連携って、僕たちの仕事には重要なんですよね。AppBankさんでは、そういったビジネスアプリを実際に試して、使い勝手や利用シーンなどをご紹介されています。
 
【宣伝】iPad on Business は、明日店頭に並ぶ予定ですが、都内の早い書店では本日並んでいるかも知れません。ぜひ、実際に中身を見てみてくださいませ。

kumaboo

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プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

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