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ツイッターノミクスという本で有名になったウッフィーという言葉。この本は僕もおもしろいと思って2回読み直しました。
すぐに見返りを求める人が少なくない中で、ソーシャルな活動をし、知り合った人に役立つことをしてあげる。あるいはアドバイスする。こういう活動はすばらしいと思いますし、僕自身も好きなのでこれからもドンドン出かけて行きたいと考えています。
た・だ・し、そういう活動を続けているだけでは、メシは食えないということを忘れてはいけないとも思うんですよね。もちろん、中には何か良い出会いがあって、そこから仕事に繋がる人も出てくるかも知れません。ただ、それは可能性がある、というだけのことであって、それを求めていっても「無いかも」知れないということですよね。
一番よくないと思うのは、こういう活動を続けていて、ある日息切れしてしまうこと。ビジネスチャンスを求めている人が息切れするということは、メシが食えなくなるということです。本業をほったらかして、お金にならない活動を続けていれば、それはそうなりますよね。
その昔、僕の友人がとあるボランタリーな活動を続けていて「カンパしてくれ」と言ってきたことがあります。僕は、それは違うんじゃないか、と。まず自分が食えないのに、ボランタリーな活動ばかり続けてどうするの、と。
決してごちゃ混ぜにしてはいけないのですが、ちょっと記録的に書いてみた次第です。
僕自身は、可能な限りこういう活動には参加していきたいとも考えていることも書き添えておきます。ウッフィー狙いというよりは、人が好きなだけですが。まぁ、いつか誰かがビジネスモデルを構築する日がするのかも知れませんけれど、僕には出来ないことです。
事業仕分けが始まっていますね。相変わらず、何をやっているのか分からない独立行政法人がやり玉にあがっているようです。
「事業廃止です。これまでご苦労様でした」
労働機構の労働政策研究事業で実施している「職業情報データベース」が、事業廃止に追いやられたようです。理由は、民間企業のデータベースのほうが遙かに優れているからです。職業情報の中に「ボールを打つ、投げる、走る。学歴は必要とされていない」として紹介され、失笑されたのが野球選手の欄。
もちろん、最も悪い例を紹介されたのですが、それにしても、という状況です。
ボランティアを募って海外支援に取り組んでいることで有名な、国際協力機構(JICA)も、海外勤務職員への在外手当や理事の年収など、人件費に対して指摘を受けていたようです。
今まで何で生き延びてこれたのか分からない事業も、こうやって一つ一つ切り込まれているようです。しかし、国会で寝ている人たちは仕分けられていないようですが。
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