« 2010年4月20日

2010年4月21日の投稿

2010年4月22日 »
 

ギズモード・ジャパンが報じている、次世代iPhoneのデザインは初代iPod nanoみたい。僕個人的には、アリだと思います。あくまでもデザインレベルですけど。
 さて、この次世代iPhoneは(ご存じの方も多いと思いますが)、RedwoodにあるGourmet Haus Staudtというお店で拾われたものだそうです。Gray Powellさんという、AppleでiPhoneのベースバンドソフトウェア担当のエンジニアが落としたとのこと。

 今朝、テレビでも報道されたほどの大事。そりゃそうですよね、とにかくデザインだけではなく、新製品の情報は発表当日まで公開しないAppleのこと。それが、まだ何も情報が出ていない現段階で非公式に公開されてしまったわけです。しかも、中身まで。

 Appleの新製品のことは早く知りたい、でもこんな感じで公開されてしまったことがいいのかどうか。もちろん、報道を仕事にしている会社が報道したことに対する疑問ではなくて、落としてしまったことに対する疑問です。

 これは、Appleにしかない問題ではないと思うんですよね。僕たちで言えば、居酒屋で取引先の社名を出してしまったとか、プレスリリース前のサービスの話をしていたとか、エレベータの中でうっかり喋ってしまった内容とか、喫茶店で打ち合わせしていたらPCの画面を見られてしまったとか、いくらでも可能性はあるわけです。
 もちろんそれが、非公開情報なのか、既知の情報なのかによって、問題かどうかが違ってくるわけですが。

 誰しもミスはあるわけで、完璧な人などいないと思っておくほうが間違いないように思います、自分自身も含めて。そう考えると、それほど重要なモノを持ち歩いてビールを飲んでいるということをどう考えるか。
 なんか難しくて、若い彼を責めたいわけではないのですが、自分自身ならどうか、と振り返る良い機会になったので、ちょっと記録に残しておこうと思った次第です。
 
 ちなみにAppleからは、公式に返却要請が届いているようです。

kumaboo

« 2010年4月20日

2010年4月21日の投稿

2010年4月22日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
tooki
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ