« 2010年4月2日

2010年4月3日の投稿

2010年4月4日 »

 Xperiaは一通り触って「だいたい分かった」なんて思ってみたものの、やっぱりよく分からない。で、もう一度触りまくってみました。
 僕の私見ですが、iPhoneはふつうの人が感覚的に触れるようになっているのに対し、XperiaというかAndroidはエンジニアとか技術系というか、僕のようにガジェット好きな人が触りまくるようになっている端末、という感じです。
 とにかく設定する項目が多いし、たとえばステータスバーにバッテリーの残量が分かるように表示される、画面メモというかスクリーンショットを撮る、といった比較的基本的な機能がない。これもマーケットでダウンロードしてくる、といった具合です。
 おもしろいといえば、おもしろい。ただ、おもしろいと思える人ばかりではないような気もします。昨日、僕と一緒に並んでいた人たちはどうしてるかな、と思ったり。
 iPhoneのようなフリック入力も出来ないのかな、と思っていたらSimejiという、文字通りシメジのデザインのアプリをインストールしたら簡単にフリック入力できるようになりました。

 とまあ、こんなことばかり書いていたら「どうせ、iPhoneのほうがいい、って言いたいんでしょ」とか思われるかも知れないので、少し書いておきます。
 全般的にすごいのは、スピードです。フリック入力なんか、速すぎて付いていくのが大変なくらい。キビキビしていて、気持ち良すぎです。
 アプリはまだまだ少ないんだろう、と思っていたのですが、全然そんなことはない。すごい数です。英語で書いてあるものが多いのですが、不足なんてことは全くありませんね。
 有料アプリを買ったら、すぐにGoogle Checkoutからメールが届きます。iPhoneのようにまとめて、ではないんですね。

 あ、Ustreamはクラッシュしてしまいました。まだアプリとして不完全なんでしょうか。これが使えるようになれば、ドコモ回線だということと、バッテリーがiPhoneより持ちそうなのでいいな、と思ったんですが。

 まぁ、半日ほど触ってみた雑感です。もうちょっと触ってみたいと思わせてくれる端末です。

kumaboo

Img_0113  業務上、Androidも持っておく必要性があり、昨日有楽町のビックカメラで買ってきました。まぁ、僕が使いこなせなければ、誰かが使えばいいし、ということで。
 決め手になったのは、方波見さんのレポートです。楽しそうに設定していらっしゃるし。(^^)
 ビックカメラに電話をすると、黒の方が人気があるらしく、「白なら残っています」とのこと。で、ビックカメラに行ってみると、なんとXperia専用受付カウンターがあり、そこに並んでください、とのことで。
 この行列が、なんと若い人がいない。(笑)ほとんどが僕より年上と思われる方。まぁ、若いアーリーアダプター的な人は、初日に手に入れているんでしょうけどね。
 待っている間に、僕の前の男性に「なんでXperiaを買われるんですか?」と質問をすると、
「いやぁ、iPhone欲しかったんですけど、ドコモじゃないんでね。やっとそれらしいのが出たんで買いに来たんですよ」
えー、XperiaはiPhoneらしいのか、と驚いた顔は隠していました。が、そんな感じなんでしょうかね。

 さて、30分並んで手続きが25分くらい。ドコモの端末を持つのはソフトバンクがボーダフォンを買収すると発表した2006年3月以来ですから、そんなに長く離れていたわけではないんですよね。でも、料金プランはだいぶ変わっているみたいなので、いろいろと聞いてみました。
 端末は58,842円。ドコモの端末購入サポートというお金があって21,000円自動的に割り引かれます。これは2年以内にXperiaを使わなくなると、一定の比率でこの費用負担が発生します。Xperiaに対する割引なので、機種変更でもダメ。
 で、相変わらずi-mode契約料的なmopera利用料があるんですよね。メールアドレスをもらうなら月額525円、インターネット利用だけなら315円。
 そもそもXperiaを持つ人間が、インターネットを使わないなんてあり得ないわけです。そんなもの、月額費用に入れておいてくれ、と思いますね。月額費用を見せかけだけ安くする、イヤな手法です。

 とまぁ、腹が立つより呆れてしまった後は、粛々と手続き。その後は、開通まで2時間かかります。2時間後に受け取りに行く、という流れです。

 受け取った箱の中には、一般的な携帯電話の半分くらいの厚みの説明書が入っています。でも、iPhoneと同様に感覚で何とかなるところが多いように思います。
 スリープした画面はスライドで開きますし、ダッシュボードのように並んでいるアイコンも、なんとなく感覚でいけますし。
 とまぁ、ここまで書いて、なんでスクリーンショットを載せないのかというと、Xperiaというか、Androidではスクリーンショットを撮れないようです。いろいろ探してみたところ、ソニエリのSDKをDLして、とかなんか面倒くさそう。

 昨日触っただけの雑感ですが、まぁ使い勝手は悪くなさそう。ただ、ひらがなでのフリック入力が出来ないので、SimejiというIMEアプリを入れてみました。
 まだまだ分かっていない状況ではありますが、悪くなさそう、という印象です。ビックカメラの方に聞いたところだと、前回のHTCの端末は散々だったそうですが、今回はすごく売れているとのことでした。ま、ソニエリだし、デザインは良いですからね。
 さて、企業としてiPhoneは既に導入するためのツールが揃ってきていますが、Andoroidはどれくらい揃えてくるか、ですね。楽しみです。

kumaboo

« 2010年4月2日

2010年4月3日の投稿

2010年4月4日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

大木 豊成

大木 豊成

スマートフォン法人導入コンサルティングのイシン株式会社 代表取締役。
著書に、iPad on Business、ソフトバンク流『超』速断の仕事術、ファシリテーターの道具箱(共著)がある。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
tooki
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ