« 2008年11月5日 | 2008年11月6日の投稿 |
2008年11月7日 » |
アメリカ初の黒人大統領。どうしても、そういう表現をされることが多いオバマ氏ですが、見事大統領になりました。残念ながら、ビクトリースピーチを聴くことは出来なかったのですが、内容をお知りになりたい方はこちら(英語)をどうぞ。また、玉川さんが聞き取りながら訳してくださっています。
オバマ氏がスピーチ上手であることは有名ですが、スピーチが上手なだけの人ではないことは、こういったスピーチ内容を読み返すことで分かると思います。しっかりとした中身があり、そしてそれをきちんと伝えるスキルを備えています。
日本では、台本を読みながら、さらに下を向きながら、という態度の議員が多いですよね。過去の首相にも何人もいました。これでは相手に伝わるはずがない。マスコミが粗探しをする、と言いますが、粗探ししかするべきことがないのかも知れません。
そういう意味では、麻生さんは各大臣任命において、自らの言葉で職務内容をきちんと説明されました。足を引っ張る人も多いとは思いますが、自らグランドデザインをした政策を、着実に実行していただきたいですね。僕個人的には、日本の首相にも継続的に期待したいと思います。
アカデミーヒルズで、9月15日に行われた緊急シンポジウムでの、竹中さんの講演がアップされています。
竹中さんのお話は納得するものが多く、特にグローバル競争の中で生き残るという視野は、とても大切だと感じます。ただこの中の韓国の例なのですが、アメリカに留学し、お母さんもついて行くから、お父さんが逆単身赴任になっているというお話があります。
グローバル競争に打ち勝つことを考えるのは良いのですが、現在を犠牲にしないと出来ないもだろうか、アメリカに行くしか方法はないんだろうか、と首をひねりました。いや、否定ではなく、わからないんです。
お話の中には、アメリカの小中高の留学生は、韓国人が一番多いとありますが、韓国に優秀な学校がないわけじゃないですよね。これは日本も同じ。グローバルという言葉を使ったとき、アメリカが世界の中心的存在になることは、全面肯定はしたくないけれど、あながち間違いとも言い切れないのは事実です。
が、もうちょっと考えることは出来ないものか、と。グローバル競争に打ち勝つために、日本の教育では何が足りないのか、何を補足すれば良いのか、という考えを、我々親が考えなくてはならないんじゃないだろうか、と思うわけです。
ディベート力?プレゼンスキル?他にもあるかも知れません。それらを考えずして、まずはアメリカの学校へ、というのはちょっと違うように感じます。ちゃんと考えずにアメリカに行っても、やりたいことは語学留学ではないわけですし。
竹中さんの講演に引っかかったわけではなく、自分たち親が責任をもって考えることが大事だな、と思った次第です。
伊藤洋一さんが、最新のポッドキャストで高齢の方がネット通販を活用している話をされていました。また、AMNの徳力さんが、Wii Musicを買われたようです。
ご存じの通り、Wii MusicのテレビCMには、おじいちゃん・おばあちゃんから小さな子供まで、家族みんなで遊んでいる姿が見られます。ネットとかゲームというと、どうしても一人か二人程度でやっている、あるいはネットを介して遊んでいるイメージがあったのですが(いまどき私だけ?)、今はむしろ居間やこたつの周りに集まるようなモノになってきているんですよね。
ネット通販を活用する高齢者の話は、楽しむというよりも運ばなくて良いとか、出かけなくて済むといった、便利さを求めるものであるようですね。いずれにせよ、若者の特権になっていたような感のあるネット通販のユーザー拡大ということであるようです。
一方で、薬品や健康食品などのネット通販を規制しようとする動きもありますね。これに関しては、あえて賛成も反対も表明しませんが(その議論はしたくないので)、何事もよ~く調べて、検討してからにしていただきたいなぁ、とは思います。
店頭販売が縮小していると言われる中で、購買を必要とする層はあるわけですから、そこをどうやって考えるか、ですね。
なんかまとまりがないのですが、パソコンなどを敬遠していた層が、ネットなどを上手に活用してくれると良いな、と思う今日この頃です。
« 2008年11月5日 | 2008年11月6日の投稿 |
2008年11月7日 » |