« 2009年4月26日

2009年4月27日の投稿

2009年5月1日 »

Oracle OpenWorldの最後のスケジュールは、ウェンディふれあいコーナーに行くことだった。ウェンディは日本オラクルの社員犬だ。展示会場の特設コーナーに毎日数回登場して、いっしょに写真を撮ってもらえるというサービス精神あふれる企画なのだ。開始時刻のかなり前から列ができるくらいの盛況ぶりだった。ウェンディといっしょに写真を撮ってもらいながら、しっかりPokenをハイフォーしてきた。これにて、無事にMission Complete!

周りの来場者を見ると、ウェンディとふれあいできて、皆、ニコニコして幸せそうだった。スーツを着たオジサンが、オラクルストアでウェンディのぬいぐるみを買っているのを1度ならず見た。社員犬は周りをハッピーにするようだ。弊社が成長した暁には、ぜひ社員犬を採用したいものだ。と言っても、ウェンディは専任の女性が付ききりで世話をしている。体が大きいから食費がかかりそうだ。人犬費(人件費)は、2人分で考えておかねばならない。社員犬採用までの道は、まだまだ遠い。

日本オラクルは、ブロガーとのコミュニケーションに熱心な企業だ。今回は「Blogger」の入場パスを持っていると、プレスルームに出入りできたり、基調講演で最前列の席が用意されていたりと、報道関係者並の扱いだった。ブロガーの区分がある日本のイベントは、私が知る限りでは、今回のOpenWorldが初めてではないだろうか。

Web2.0的な試みが多かったことも特徴だった。基調講演の様子は、Twitterでリアルタイムにアップされた。ウェンディは自分のTwitterアカウントを持っていた。開催直前にSUN買収が発表された時は「!」と吼えてみたり可用性セブンナイン(99.99999%)を誇ったりしていた。Web2.0技術を使ったオラクルの取り組みについて、オルタナブロガーでもある日本オラクル広報部ディレクター 玉川さんflickr(動画)で説明している。このような動画を誰でも見ることができるflickrで公開しているところが、これまたPR2.0的だ。

Twitterを無視している企業は多い。この先ずっとTwitterが流行るかは別として、企業が発表した内容がリアルタイムにネットに公開されるのが当たり前になることについて、一度考えておいた方がいいと思う。曲解されて伝わるくらいなら、自らつぶやいた方がいいのではないだろうか。

OpenWorldのテーマは、「~ここから結びつく。そして動き出す。」だ。私個人としては、新しい知識を吸収すると同時に、発見や気づきがあった。また、人との新しい出会いや、ご無沙汰していた旧知の方との再会があった。いろいろな人との結びつきが、より広くより太くなった。得たものが多いイベントだった。まずは動き出す第一歩として、ブログを書いてみた。

関連リンク

Pict9466

テクネコ

« 2009年4月26日

2009年4月27日の投稿

2009年5月1日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

加藤和幸

加藤和幸

株式会社テクネコ 代表取締役。
ITを売る側と買う側の両方の経験を活かして、CRMとCMSのコンサルティングを中心に、お客様の”困った”を解決します。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
techneco
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ