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日本で車を運転していて、もっとも腹立たしいのは、信号機の頭の悪さである。「感応式」と書かれて、車が来たときだけその方向の信号を青にするという少し頭のいい信号機をみかけることがあるが、私の住んでいるあたりのほとんどの信号機は時間でコントロールされていて、車がいるかいないかに関わらず夜中でも何も考えずに動いている。特に、右折車もいないのに右折の矢印をだしている信号は結構ストレスを感じる。渋滞を作り出す原因になっているかも知れない。

これに対してシリコンバレーやボストンの郊外の信号の多くは、各車線の地下に埋められたセンサーが車がいるかどうかを判定して、不要な青信号や、矢印を出さないようにできている。車が流れているときには待たされることはあるが、車の流れがなくなると即座に信号が変わって、交差点を誰も使っていない状態をできるかぎりなくすようにプログラムされている。

今の技術を使えば、センサーを地下に埋めたりしなくても、カメラで右折レーンに車がいるかどうかを判定することは簡単だろうし、車がウィンカーを出しているかどうかさえ判別できるだろう。また、もう少しで青の間に通り過ぎることのできる車を通過させるために5秒間信号を変えるタイミングを遅らせることさえできるはずである。もっと言えば、車が来ていないことがわかれば、歩行者用の信号をすぐに青にすることも可能だろう。

こういったインテリジェントな信号機を設置することによって、渋滞が少なくなってガソリン使用量が減ることが期待できる。実際の効果の度合いはわからないがかなりの効果があると思っている。ただ、少なくともドライバーの精神的な安定度の向上には役立つだろう。私の期待は、交通整理の警官よりも良い仕事ができる信号機である。

Katsushi Takeuchi

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竹内 克志

竹内 克志

電子機器のハードウェアとソフトウェアの融合を模索中。
日本およびアメリカで一貫してソフトウェアの製品開発を担当。ソフトウェアに限らずテクノロジー全般に興味を持つ。

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