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以前のエントリーで企業側のヤラセによる「CGMもどき」マーケティングの問題について書きました。これに関連して企業側がサクラを使って作ったBlogのことをFlog(fake blog)と呼ぶことを最近知りました(参照記事)。
この記事の事例では、米国を旅するカップルが行く先々のウォルマートで従業員の人々の暖かさに触れる(注: ウォルマートは、RVフレンドリー・キャンペーンということ駐車場で車で宿泊することを許可しているらしいです)旅行記ブログが、実は、同社のPR会社が資金を出して作った"flog"であり、しかもブログで公開されていた作者の身分もでたらめで実はPR会社の関係者だったことが明らかになり、大問題になったということです。
ブログ・マーケティングが効果的なケースもあると思いますが、透明性、すなわち、企業がスポンサーについているのならばそれを明示することが大前提だと思います(たとえば、竹熊健太郎氏の潔いエントリー参照)。
このFlog問題の根幹にあるものは何かといろいろ考えましたが、上の参照記事のまとめ部分があまりにも自分の言いたいこととドンピシャだったので引用します。
旧メディアとも言うべきテレビ、新聞、雑誌の報道や記事の影響力が落ちてしまった大きな理由として、「ユーザーが記事の裏にある“スポンサーのにおい”を嗅ぎ取り、発言の中立性に疑問を持つ」点を指摘する意見がある。一方、消費者がブログを新たなメディアとして評価する大きな理由は、ブログが自分たちにより近い立場と目線で「ヒモつきでない」発言をするからではないだろうか。このポイントを理解せずに、安易に「ブログ=旧メディアの代わり」という発想に飛びつく企業は、大やけどをする可能性をはらんでいる。
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