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2006年8月9日 » |
なぜ、podcastingは普及しないのか。「ポッドキャスト、視聴経験者の3人に1人が「個人の番組」を聴く」(Japan.internet.com デイリーリサーチ)を読んで、そんなことを考えました。
先月、ここオルタナティブ・ブログにてPodcastingに挑戦する機会をいただきました。その際に、多少ほかのpodcastも聞いてみましたが、継続して聞くようになった番組は、まだありません。
一般に普及していない理由はいろいろ考えられるものの、ここでは超個人的に、自分が聴くに至っていない理由を1つだけ考えてみます(ちなみに、考えが発散してしまうときには、1つだけ挙げるとすればそれは何か?と問うてみると一歩前進しやすくなる気がします)。
僕がpodcastを聴くに至っていない最大の理由は、聴く時間の圧縮ができずおトク感がないから。ではないかと思っています。
文章は流し読みができます。引き合いに出して恐縮ですが、今泉さんの『「マッキンゼーITの本質」を読みつつ(IT投資問題-その5)』など、「長いぞ!」と思いつつ、それでもポイントを掴みたいと思って最後まで目を通すわけです。1分間集中すればかなり掴めます。
同じオルタナティブ・ブログにpodcast原稿をアップした経験から、この文章を朗読すると10分くらい掛かるでしょう。
ではblog1エントリに10分を費やすか?今泉さんのblogのファンである僕にとっても、これはなかなか高いハードルです。
言い換えると、以前も書き(喋り)ましたが、音声コンテンツは情報を伝える順序やスピードなどの主導権を出し手が握っています。この、コントロールのできなさ加減がハードルになっている気がします。
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