日々の「ハッ、そうなのか!」を書き留める職遊渾然blog

入会に(最低)200年かかる会

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(1)     創立200年以上の歴史を有する企業であること。
(2)     創立者が明確で、その同族者が現在でも経営権を持っていること。
(3)     経営状態が良好であること。
月桂冠株式会社 ホームページより)

これは、伝統企業の国際組織「エノキアン協会」の入会条件。
1代30年とすると、最低でも7代にわたって同族経営を続けないとなりません。

200年間同族経営を続けるために、最も重要なのは何か。
想像するしかありませんが、変えるものと変えないものの峻別が重要そうですね。
例えば、製品は変えないが、製法は技術の進化に合わせて変えるとか、そういったこと。

他には、組織文化でしょうか。実力のある人が経営者になって当たり前の時代に、敢えて同族経営を貫くならば、社員に対して並々ならぬコミュニケーションが必要となりそうです。

最後に、これは参考欄の2番目と3番目の文章がそれぞれ指摘していたことですが、急激な成長を戒めること。『いい会社をつくりましょう。』という本には、「急成長をしないことも社会貢献」という項もあって、なかなか痛快です。

(参考)
Site Les Hénokiens
いい会社をつくりましょう。』(エノキアン協会の名前はこの本で知りました)
定点維持』(PDF)  - 野村総合研究所。

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コメント

熱処理プレス

島根県安来市に巨大な工場を構える日立金属が開発した新型工具鋼 SLD-MAGIC(S-MAGIC)は微量な有機物の表面吸着により、金属では不可能といわれていた自己潤滑性能を実現した。この有機物の種類は広範囲で生物系から鉱物油に至る広い範囲で駆動するトライボケミカル反応を誘導する合金設計となっている。潤滑機械の設計思想を根本から変える革命というものもある。
 このトライボケミカル反応にもノーベル物理学賞で有名になったグラフェン構造になるようになる機構らしいが応用化の速度にはインパクトがある。

エンジン技術者

その材料って、PV値がなんと脅威の900MPa・m/minだとか。今や時代は低粘度オイルの時代ですから、境界潤滑状態がふえるし、極圧添加剤もSOxの環境問題で入れられないとなると高PV値材料の重要性はますます増えるでしょうね。

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