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RSDC の最終日。
今日は、午前中ですべてのセッションが終了し、最後の基調講演です。カンファレンス全体のまとめ。今回の全体をつらぬくテーマは、「ヒーロー」。Rational Hero として、開発者、テスター、プロジェクトマネジャー、ビジネスアナリスト、アーキテクト、といった個人個人が現場を救うヒーローになる、という話が全体に流れています。講演者 Grady Booch も、ヒーローとして紹介されています。今回発表になったJazzというテクノロジーを、それぞれの現場のヒーローが協調して問題解決するぷラットフォームである、として。そして、「現場のヒーロー」として、参加者の体験談を募集していました。
ぼくも、せっかくだからメールで応募。
「日本では、アジャイルという言葉が通りにくい。でも、個人とチームの重要性をプロジェクト・ファシリテーションとして抜き出し、現場に浸透させる活動をしている。そして、Jazzによるアジャイル支援に期待している」
という内容を書きました。
この内容がベストに選ばれ、基調講演で表彰されました。商品は iPod Touch。ラショナルの副社長、Scott Hebner から手渡しされました。
RSDC のレポート。
Rational の雄、Ivar Jacobson のセミナーです。彼はもちろん、UseCaseの発明者であり、UMLの定義に参加した1人として有名です。彼は今、Process を捨て、Practiceベースのソフトウェア開発の定義に取り組んでいるようです。
Enough Process, Let's Do Practices!
彼は、過去、3回プロセスの定義に関わっていますが(Objectory, RUP)、もうやらない、と宣言。それは、人々がプロセスが嫌いだから。今、ソフトウェア開発で重要なのはモチベーションであり、「やりたくない」ことを現場に持ち込むのは罪だから。プロセスではなく、プラクティス(実践項目)をチョイスして、プロセスを組み立てる方向です。UMLの意味論で言うと、プロセスを「クラス」、プラクティスを「クラスの要素」という関係でなく、プロセスを「パッケージ」、プラクティスを「クラス」とする、プラクティスを第一級市民として扱おうと。おもしろい例えとして、「きれいな土地と、そこに生えているバナナがあったとする。みんなが欲しいのはバナナであって、土地ではない」と言っていました。
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