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見える化。。。。
この漢字かなまじりの言葉からは「現場」や「アナログ」のにおいがする。スマートさからは離れているが、逆に「粘り強さ」や「実践感」といった点で「可視化」という無機質な言葉とは一線を画している。
実は、ここが「見える化」の肝であり、物理的な「モノ感」であったり、体を使った実践的な「行動」に繋がってはじめて見える化なのである。つまり「見える」だけでは「見える化」とはいわない。そこから喚起される実際の物理的な感触が、問題の解決にむけた身体的な行動を生み出してはじめて「見える化」なのだ。…
という、新しい記事を書いています。UML/マインドマップ/JUDE/TRICHORDのコンセプトについても、もう一度まとめています。連載になっています、よろしく!
http://www.thinkit.co.jp/free/article/0610/9/1/
プロジェクトファシリテーションの実践(プラクティス)の1つに、「ペアボード」(Myボード)というのがある。これは、一人1つ、小さいホワイトボードを持参し、それを使ってチームでペアプログラミング中に会話しよう、というものだ。2年ほどまえ、角谷さんのチームではじまった。
ノートより視認性が高く、コミュニケーションで他人を巻き込みやすい。また、記録の必要があれば、そのままコピー機でコピーがとれる。ぼくも、以前PIROTのB4ホワイトボードをいつもカバンに入れていた。最近では、100円ショップで買える「ホワイトボードシール」と「画板」を使って自作の200円ボードを持っている。会議でも飲み会でも、とにかく、このボードを使って会話している。現在では、ソフトウェア開発を離れても、必須のツールとなった。
さて、最近、このホワイトボードで新しい使い方が発表されて話題になっている。
このホワイトボードの黒板消し(イレイサー)を使うときのアクションによって、さらにコミュニケーションを深めよう、という趣向である。確かに、ムダのない動きで、正確に「意図」を伝達できる。身体性を利用したよいプラクティスだ。このプラクティスの名前は、「イレイサーギター」というらしい(名前付け重要)。特に、右手の動きにコツがあり、ときどき、背中に回したりするが見せ場となっている。
聞いただけでは理解が難しいと思うので、動画にて紹介したい。ぜひ、ご覧ください。
Eraser Guitar(イレイサーギター)
http://youtube.com/watch?v=K8ROkFi5Duk
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