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ぼくのホームタウン(生まれた場所であり、今の家がある場所)は、福井県大野市である。

永和システムマネジメント本社のある福井市から、車で1時間、158号線を岐阜の方に入った盆地。 亀山という小高い山の上に大野城があり、城下町として碁盤の目になった町並みから「小京都」とも言われる。ぼくは、週末を大野で、平日を東京ですごすというサイクルをここ一年くらい送っている。地元が好きなわけは、そこに家を建てたということもあるが、夏は川で泳げるし、かぶとむしを採れる。東京から引っ越して転職したのは、30歳。子供が出来、東京(自分が楽しむのに適)と田舎(子供を育てるのに適)の価値が逆転したこと、が大きい。

さて、ずいぶん昔から仲良くさせて頂いている犬尾さんが、この連休に大野を訪れてくれた。なんと、大野は3回目である。こんな田舎に観光名所など、たくさんあるはずもなく、ぼくの気に入っている場所を、子供と一緒にご案内した。ぼくと犬尾さんとは(インターネットではなく)パソコン通信、の時代にニフティーサーブのFMOVIEというフォーラムで映画を通じて知り合った仲である(たしか、タルコフスキー特集か、『ミツバチのささやき』、『コウノトリ立ちずさんで』、を一緒に見た気がする)。

犬尾さんのブログには、大野市の美しい写真と、外部から訪れた人ならではの感想が書かれている。

http://chisato.cocolog-nifty.com/ci/cat248239/index.html

この週末は、犬尾さんのおかげで、平鍋家の家族はおおはしゃぎ。子供たちともども、いつもではありえないテンションの高さだった。 以下の写真は、一緒に行った亀山(大野城のある山)の写真。偶然虹が出たり、キツネの嫁入り(晴れなのに雨が降る)で、野山の風景がとてもきれいだった。

  • すすきは、逆光ぎみがキラキラきれい。
  • 大野城から偶然虹が見えた。
  • たんぽぽがねこじゃらしにまじってひとつ。

1_8 2_5 3_2

ときどき、友達が家を訪ねてくると、家族の結束が高まるような気がする。子供たちはとても人懐こく、うるさいくらいにまとわり付く。ぼくにとっても、家族の意味を感じる、いい瞬間だと思う。

訪れた人たちと、ひとしきりはしゃいだら、その後、さびしさ残る。 家族みんなで、楽しかった話をし、また彼らが訪れる日のことを話したりする。またこないかな、今度はいつかな、なんて会話を夕食にする。今度来たときは、きっと、恐竜博物館へ行こう、とか。

遠方より朋来たる、亦た楽しからずや。

平鍋

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プロフィール

平鍋 健児

平鍋 健児

株式会社チェンジビジョン代表取締役社長、永和システムマネジメント副社長。
オブジェクト指向開発、UMLの勘所、アジャイルな開発手法の未来、マインドマップのソフトウェア開発での利用方法、プロジェクトファシリテーション(見える化)を語ります。現在、マインドマップとUMLの融合エディタ、astah*(アスター、旧JUDE)を開発中。

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