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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2010年8月1日

2010年8月2日の投稿

2010年8月3日 »

先日、IIJが主催するブロガーミーティングに、ブロガーの立場として参加してきました。

テーマとなったのは、

  • なぜ「IIJ GIO」が生まれたのか?〜日本初のクラウドサービスの誕生秘話〜
  • 開発者が語るIIJホスティングパッケージの舞台裏

です。

IIJでは、日本で最初にインターネットのサービスを提供し、リソースオンデマンドでクラウドと同等のサービスからこれまで提供してきています。IIJのクラウド戦略の一つに、プライベート空間とインターネット空間でどちらでも利用できる環境提供し、プライベートIPアドレスで利用できるクラウドサービスの提供は一つの強みとなっています。

後半は、実際に、ホスティングパッケージのログインや設定のデモ画面を見せていただき、CPUやHDDの容量などを選択し、わずか20分程度でセットアップすることができます。

セットアップの間に、IIJのコンテナ型データセンターの説明やビデオを見させていただきました。IIJでは、昨年11月26日に「次世代のモジュール型エコ・データセンター構築に向けた実証実験を実施」を発表し、運用に成功しています。実際に、PUEは1.07の数値を出したようです。

イメージ図:モジュール型エコ・データセンター

IIJがコンテナデータセンターに積極的に取り組んでいる背景には、今後、益々競争激化が予想され、コストダウンに向けて、最も削減余地があるのが、データセンターの電気代、土地代、建物代だからです。IIJは、5月14日には、「次世代のモジュール型エコ・データセンターの建設」を発表し、商用化をすることを明らかにしています。

さらに、IIJは報道発表で正式には公表はしていないのですが、島根県松江市で、コンテナ型データセンターを建設することが明らかになっています。現在、コンテナ型のデータセンターは一般的には、建築基準法や消防法にひっかかると言われているのですが、IIJは以前からコンテナ運用の実績もあり、対応できるように設計をしているとのことでした。北海道や東北などといった比較的寒い場所ではなく、松江市を選んだのは、寒すぎず暑すぎず、内地であり、最も大きかったのは、原発のある電源立地の場所であるということでした。

郊外型で原発の地域でコンテナ型データデータセンターを建設すれば、懸念されている電気代、土地代、建設費用は大幅に下がることになり、価格競争力のあるサービスの提供も可能となるでしょう。

懇親会のときに、IIJの方と「日本のグーグルみたいですね」という議論になったのですが、時代のトレンドを見て、エンジニアの技術力で自前で開発など積極的に取り組んでいく文化があるということを感じました。

日本初のインターネットサービス、クラウドサービス、そして、コンテナ型データセンターを生み出す、IIJの力強さと先見性を感じたブロガーミーティングでした。

MASAYUKI HAYASHI

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プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

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