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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

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電通総研は18日に発表した「消費気分調査レポート Vol.5」の「ミニブログサービスの利用状況に関する調査結果」によると、Twitter/ Amebaなう/ Google バズなどのミニブログの利用率は1割弱となっています。半数程度は認知されており、今後の利用拡大が見込まれるところです。一方、ブログやSNSに関しては、だいぶ認知をされてきてます。

私の場合は、オルタナティブ・ブログとTwitterを併用し、それぞれの強みをいかして相乗効果を高める努力をしています。中でも特に意識しているのが、自分が発信する情報に対して「タグ」をつけることです。

ブログとTwitterでは、特に自分の得意分野を創り、発信をすることを意識しています。自分がある程度理解をして発信している分野は、「クラウドコンピューティング」と「情報通信政策」です。ブログでは、「クラウド」と「情報通信政策2.0」のカテゴリをつくり、これまで「クラウド」は約250件、「情報通信政策2.0」は約150ほど投稿してきています。

また、ツイッターでは別アカウントでITmediaの「クラウド」のキュレーターを担当しており、ほぼ毎日クラウド関連の情報をつぶやき、フォロアー数は1,000を超えたところです。

クラウド」と「情報通信政策」については、仕事に直結する場合もあり、プライベートの活動においても意識的にアンテナを高くし、なるべく多くの関係者と会うようにし、人脈を広げ、自分の強みとなるよう意識付けをしています。

一方、まだまだ勉強不足は否めないのですが、「スマートグリッド」と「電子書籍」に関しても意識的に情報発信をしています。その理由としては中長期的にみて、市場の成長が予想されており、IT業界にいる人間として避けてとおれない分野であると感じているからです。

スマートグリッド」に関しては勉強会に積極的に参加し、時には自らも事務局となって2回ほどTwitterで募集をしながら勉強会を主催させていただきました。また、「電子書籍」では、キュレーターを担当しており、フォロアー数は500に届こうとしています。ブログでもスマートグリッドと「電子書籍」のカテゴリを作っていますが、数十程度なので、まだまだこれからといったところです。

クラウド」と「情報通信政策」はさらに掘り下げ、「スマートグリッド」と「電子書籍」は今後に向けて勉強中というステータスです。これらの4つの分野をブログやTwitterといったソーシャルメディアを使い、自分へのタグ付けの作業を引き続き行っていきたいと考えています。

普段の業務の中で社外に自分の得意領域を理解してもらうためには、かなりの時間を要すでしょう。しかし、ソーシャルメディアを活用し、積極的な情報発信と情報収集といったことを繰り返し、オンラインとオフラインのつながりを有機的に結びつけることによって、非常に短期間で市場に対しての自分の得意分野のタグ付けをすることができます。皆さんもソーシャルメディアの活用する際には、パーソナルタグを付けていくことを意識されてみてはいかがでしょうか。

MASAYUKI HAYASHI

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プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

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