『ビジネス2.0』の視点:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 『ビジネス2.0』の視点

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2009年11月24日

2009年11月25日の投稿

2009年11月26日 »

日本でのTwitterの利用人口は250万人を超え、一般的にも認知されるようになってきました。これからTwitterを企業や個人がどのように使いこなしていくかが、注目されていきそうです。

日経MJ(2009.11.23)に、大変興味深いTwitterの特集記事が掲載されていました。「つぶやき成功の五ヵ条」です。

Twitter成功の成功の五ヵ条は5つの「リアル」であるとし、以下をあげています。

第1条 リアルな登録者1000人をめざせ

第2条 「今だけ」のリアルタイムで勝負しろ

第3条 個性でリアリティのある演出を

第4条 現実のコストとリスクを自覚しろ

第5条 リアルな一言を追いかけろ

以上、5つになりますが、書かれている記事の内容と自分の状況などを交えながら少し整理をしてみたいと思います。

まず、第1条の登録者1000人を目指すことによって、自分に興味を持ってくれている1000人が読む一言は十分に集客力があるとしています。私の場合はまだ1000名を超えていませんが、一度イベントを企画し、数回手分けしてつぶやいたところ、30名近くの方が参加されました(一部メールで案内)。実際に参加された方をみると、自分の意識とかなり近い方も多く、非常に効果的であると実感をしているところです。

次に第2条のリアルタイムで勝負するという点ですが、記事の中ではタイムセールや歌手の広瀬香美さんのコンサート終了後のアンコールでのつぶやきが紹介されています。私の場合は、よく講演・セミナーでつぶやく(いわゆるtsudaる)ケースが多いのですが、反応してくれる方も多く、リアルタイムで講演やセミナーで感じたことを共感できるメリットは大きいでしょう。さらには読書をしながらつぶやくtwiyomiも何度かチャレンジしましたが、こちらも相手が読書をしている感覚になることもあるようで、おもしろいアプローチであると感じています。

第3条の個性でリアリティのある演出をという点ですが、記事の中では、自動車会社のだじゃれを連発したつぶやきの事例が紹介されています。自動車会社は、だじゃれを連発しながらも電気自動車やエコを連想させるような演出をしているようです。そのほか、フジテレビのキャラクターの撮影風景をつぶやいている事例も紹介されています。自分の場合は、自分自身が講演やパネリストとして参加をさせていただいたときには、話す側からの視点でつぶやくように意識をしています。

第4条のコストとリスクについてですが、オークションサイトでの16万人の登録者に対しての返信に対して4人で対応しているということの限界や、ある証券会社の登録においての承認制などについても紹介されています。一歩間違えると膨大なコストがかかり、炎上してしまうというケースもあるため、無料とはいえ、入念な準備としっかりとした体制を整備しておくことが重要でしょう。私自身もフォロアー数が増えてから安易にプライベートのことをつぶやかないよう意識しています。

第5条では、リアルな一言を追いかけろでは、ホテルの予約がとれないお客様に対して、予約のフォローをするなどのお客様満足度を高める事例が紹介されています。Salesforceのサービスでも対応をしているようですが、Twitterで今、自社に対してどのようなことがつぶやかれているか、お客様の悩みや苦情など、お客様の評判分析や満足度を測定するツールとしても有効活用できるかもしれません。

いくつか事例などをとりあげて整理をしてみましたが、まだまだ様々な利用シーンが考えられるでしょう。企業や個人の置かれている環境によって、いろんな仕掛けができるツールと考えることができます。「つぶやき成功の五ヵ条」を少し意識しながらつぶやいてみるのもありでしょう。ですが、あまり成功を意識せず、気軽につぶやくほうがいいのかもしれません。

MASAYUKI HAYASHI

« 2009年11月24日

2009年11月25日の投稿

2009年11月26日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
business20
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ