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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2009年4月15日

2009年4月16日の投稿

2009年4月17日 »

先日、Oracle OpenWorld Tokyo のブロガー向け説明会があったので参加してきました。ITmediaオルタナティブ・ブロガーの小俣さん吉川さん 等が参加されていました。

西脇さん がOracle OpenWorld Tokyoの見所を説明されていましたので、自分なりに今回のイベントの見所を整理してたいと思います。

ま ず、最初に説明があったのはNext Generation Data Center(次世代データセンター)の話です。クラウドコンピューティングの本格普及に伴い、データセンターに注目が集まり、技術もかなり進化してきて いるようです。特に、Google、Micrsoft等はデータセンターの展開を積極的に仕掛けており、データセンターを構築・運用できる人材が重宝さ れ、流動化しているようです。

Oracleの強みは、データセンターからサーバー、ストレージ、そして、アプリケーション等すべてのレイヤにおいてランナップを揃えており、特にBEAの買収によりこれまで弱いとされたMiddleware Clustersの領域も充実しているとのことです。

その後は、Oracle OpenWorld Tokyo の開催概要等の紹介がありました。これまでと比べて、グリーンへの配慮やWeb2.0の活用等、新規性のある展開もされるとのことです。驚いてしまったの は3日のセッション数は282もあるということです。その中で、トヨタ自動車や三菱東京UFJ銀行、そして、NTT等の40以上のユーザが講演をされると いうのも少々びっくりました。また、30以上の本社組織のSVPクラスの方が講演をされるということで、本社側もかなり本イベントに力をいれており、日本 の市場に注目していることが伺えます。

最後にWeb2.0の活用ですが、事前にOracle Openworld Tokyo Blog やビデオメッセージ、そして、今回のようなブロガー向け広報活動などがされています。当日は、技術コミュニティスピーカーの講演や参加者同士の交流のためのOpenWorld"Unconference"は要注目です。オラクル出身のAzureのエバンジェリスト砂金 さんも講演されます。パソコンを持ちながらくつろげる場のOTN Loungeが設置されるとのことです。また、ブログ等で現場実況中継も行われるようで、当日の来場者からも参加者募集をするとのことです。

イベント後には、ブログやPicasa、Flickr、YouTube等にコミュニティコンテンツとしてアップデートされるようです。

セッション数などでも驚くところなのですが、参加者も自由に情報発信することのできるまさに”ユーザ参加型”のイベントであるという印象を持ちました。なかなか楽しみなイベントです。

MASAYUKI HAYASHI

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プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

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