『ビジネス2.0』の視点:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 『ビジネス2.0』の視点

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2009年2月12日

2009年2月13日の投稿

2009年2月14日 »

J-SaaSが3月末から開始となる予定です。J-SaaSとは、経済産業省が主導する中小企業SaaS活用基盤事業で、主に従業員数20人以下の小規模企業を対象としており、財務会計などバックオフィス業務や電子納税などを共通ポータルサイトを通じて、一括して行えるようになります。本事業の目的は、小規模企業におけるIT活用の底上げと経営力強化や公的インフラの整備・普及を目指しています。平成21年には50万社の導入を目指しています。

本事業の特徴は、安価なSaaS型のサービスを提供するために、国がインフラ設備の初期費用、構築費用及びアプリケーションのオンライン対応のための移植費用を支援することによって、低価格で利用できる環境を目指しています。 

今後利用予定となっているSaaS型のサービスは、財務会計、給与計算、グループウエア、国税電子申告などがあげられています。ポータルサイトを通じて、相互にデータ連携などもできるようです。

これらの大規模なSaaS型サービスとその基盤をどのように運営していくかについてですが、国の委託事業が終了しても継続的にサービスが提供されるように、委託期間中から運用費用等については、原則、ユーザから実費で回収するスキームをつくっています。1月20日には収納代行事業者も採択されています。 

料金設定についてですが、各社の判断に委ねるとしているところですが、おおよそ一つのアプリケーションで1ヶ月数千程度の金額が予想されます。   
平成20年度「中小企業経営革新基盤整備委託費(IT経営実践促進事業(SaaS活用基盤利用促進研修事業))が公募がかかり、今年の1月から3月末にかけて全国各地で研修が実施されています。

J-SaaSセミナーの開催情報が、「J-SaaS情報提供サイト 」に掲載されています。   

各々のセミナーのタイトルを見ると、ITをどのように経営に生かしていくかといったところに主眼が置かれているようです。   
・IT・経営者研修会『ITは経費を少なく、必要な時に、必要なだけ利用する時代』   
・経済産業省主催セミナー「元気な中小企業!元気な日本!~変わるワークスタイル~」    
・J-SaaS普及研修会(SaaSを利用した新ビジネス)    
・経営革新セミナー2009 -今こそ取り組みたいIT経営-    
・経済産業省主催セミナー「事業主さん必見、J-SaaSを使った半歩先の経営戦略」   
・J-SaaS普及説明会(インターネット時代の経営戦略) 
2009年4月からは、本格的にJ-SaaSの事業が始まります。果たして、多くの中小企業がJ-SaaSを導入し、生産性を向上させていくことができるのか、非常に注目している事業です。

MASAYUKI HAYASHI

« 2009年2月12日

2009年2月13日の投稿

2009年2月14日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
business20
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ