『ビジネス2.0』の視点:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 『ビジネス2.0』の視点

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2007年9月25日

2007年9月26日の投稿

2007年9月27日 »

今日は1日休みをとって、「REALCOM エンタープライズ2.0 Day ~企業を変革するエンタープライズ2.0」に参加してきました。小林さんも「「全国ポータル検定」、まもなく登場?」というテーマで本セミナー模様を紹介しています。ITmediaさんも協力されているようですので、詳細な内容が紹介されることと思います。

Ep0926
本セミナーはWebで見ると満員御礼になっており、会場もほぼ満席になるなど、エンタープライズ2.0に関する関心度の高さを改めて感じました。

 
私が参加したセッションはキーノートの「エンタープライズ2.0 次世代ウェブがもたらす企業変革」、そしてA-1「リアルコムのエンタープライズ2.0戦略」とA-2「エンタープライズ2.0成功の9つの秘訣」の3つに参加してきました。その内容のポイントと感想を紹介させていただきます。

 

エンタープライズ2.0の意味と2つ具体的ソリューション

本セミナーの中で、エンタープライズ2.0の定義を“ウェブ2.0の技術やコンセプトに影響を受け進化する次世代企業情報システム”とし、エンタープライズ2.0の2つの具体的ソリューションとして①集合知BlogSNSWiki、サーチ)、②マッシュアップ(マッシュアップポータル、RSS、アクティビティログ、メタデータ)としています。

 

2つのソリューションは何を解決するのか?

企業それぞれには、Goal(ビジネス目標)があり、目標達成のためにはIssue(課題)をSolution(解決)していかなければなりません。集合知は“コミュニケーションや知識活用・ネットワーキングの課題を解決し、売り上げ向上やQCD向上へとつながる”とし、マッシュアップは“システムの相互運用性や柔軟性の課題を解決し、システム全体の変化適応の向上やシステム構築のスピードコスト改善を行う“ことができるとしています。

 

システムと9プラクティス

A-1のセッションではKnowledgeMarket® EnterpriseSuite V4の製品概要の紹介があり、公式ページと非公式のページをつくり、まじめな情報と柔らかな情報を使い分け、マイポータルで自由に設定できる環境そしてKnow-Who機能の充実等の点を訴求しています。そしてA-2のセッションでは、知識共有プロジェクトの成功の秘訣として、A:土台、B:戦略そしてC:戦術の3つのカテゴリに分かれた9プラクティスを抜け目なく実施して成功に導いていくことの重要性を紹介しています。

 

行き着くところは「人」と「プロセス」

以前、ITmediaエンタープライズの「エンタープライズ2.0時代の到来:“2.0”は企業内コラボの特効薬なのか(8/1)という記事の中で“ヒューマン×プロセス×テクノロジーの三位一体改革”の必要性を書かせていただきました。本セミナーにおいてもIT以外に「人」「コンテンツ」「プロセス」をきちんと検討していくことが成功への鍵になるとしています。

 
また、昨日「社内SNSやイントラブログは自由か?それとも統治下か?」の中でも書かせていただきましたが、「人」「プロセス」面においてどの程度ルールを決めて、どの程度自由にさせていくかというのも企業の規模や業種や風土そして情報の量や質のバランスを見極めながら舵取りをしていくことが重要になっていくでしょう。

 

最後に

キーノートの吉田氏の講演の最後のページに、 エンタープライズ2.0は、人と人とが組織の壁を越えて有機的につながった、21世紀のワークスタイル・ライフスタイル”という文言をのせています。今までのシステムと決定的な違いは人と人とのつながりが大きく関係することです。だからこそ、それぞれの企業に適したワークスタイルのあり方を今じっくりと考えていかなければならない時期にきているのかもしれません。


MASAYUKI HAYASHI

« 2007年9月25日

2007年9月26日の投稿

2007年9月27日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
business20
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ