TVerが10周年!今さらですが、改善すべき点をお伝えしたい
地上波テレビ、BS放送などを、ネットで配信する「TVer」が10周年を迎えました。おめでとうございます。
当初は、アカウントの仕組みがなく、途中まで見た番組を、またイチから見ないといけなかったのですが、途中でアカウントを作成できるようになり、家で途中まで見たものを、外出先で続きから見られるようになり、とても便利になりました。
今では多くの番組がTVerで配信されるようになり、「視聴率」という曖昧な仕組みが可視化されるようになりました。その番組の再生回数、登録者数、いいね数など、多角的に分析できているようです。(ただ、我々に視聴率を伝えられても困りますが)
そして、もともとがテレビ局で放送されたものを配信しているのですから、CMがあるのは仕方ありません。個人的には、有料にしてCMを無くす、という選択肢もあるとは思うのですが、テレビ局としては無しなんでしょうね。やたらと、電子タバコのCMが多いことには、辟易してしまいますが。
さて、一番改善していただきたいところは、技術面です。「放送用サーバー」と「アド・サーバー」の切り替えでエラーを起こすことが多い点です。
アド・サーバーというのは、広告用のサーバー。番組の中で広告を配信する際に、2つのサーバーを切り替える必要があります。場合によっては、アド・サーバーは1つではないかもしれません。いや、複数あるでしょうね。この切り替えをスムーズに行なうのは、決して容易なことではありません。なので、技術面が劣っている、というような話ではありません。僕たちが見ている後ろ側では、結構、高度なことをやっているんです。
た・だ、それにしても、10年経つのですから、そろそろ安定してくれないかな、と。特に、家のテレビ画面に映すようなアプリでの視聴では、結構な確率でエラーを起こし、あるいは停止してしまいます。iPhone、iPadでは、そこまでありませんが。
なんてことを書いてみましたが、TVer登場までは、YouTubeに違法アップロードされたものが多かったので、TVerができてから良かったな、とは思っています。あ、配信するうえで、権利処理もスムーズにやっていただきたいですが。