経営者の朝の使い方
僕が社会人になった頃は、まだ「重役出勤」という言葉が存在しました。今どき、重役なんて言葉も使わないと思いますが、当時は、取締役とか、あるいは上席の管理職は、定時の9時とかではなく、もっと遅れて出社しても何も言われない。そんなおかしな文化のある会社も存在したようです。
しかし、平成も終わり、令和のいま、経営者、取締役クラスが、遅い時間にノコノコと出社するようでは、その会社の将来が不安になるのではないでしょうか。
一方で、「朝活」なんて言葉が流行ったのは10年以上前でしょうか。今や、朝活なんて言葉も、ブームでは定着したのかもしれませんね。
朝活という言葉に、明確な定義はありませんが、こういう記事がありました。
「起床後3時間の「脳のゴールデンタイム」に注目を! 仕事と人生豊かにする「時間テクニック」とは?」(J-CAST会社ウォッチ)
この記事では。「時短、効率化の前に 今さら聞けない時間の超基本 (今さら聞けない超基本シリーズ)」という本から引用されています。
朝目覚めてからの3時間は「脳のゴールデンタイム」!
本書ではまず、「仕事と時間術」に1章割いている。会社員なら、やるべきことをリストアップして、優先順位をつけてから着手するのが基本だ。優先順位は、「緊急性」と「重要度」を軸に決め、緊急性と重要度が最も高い仕事を優先する。
ToDoリストを書き出している人も多いだろうが、タスク管理の方が大切だ。ToDoリストは一目で見ただけでは優先順位がわからないため、何から取り掛かるのかをあらためて組み立てなければならず、時間のロスになる。一方、タスク管理は期限もいつやるかも決まっているから、目標達成率も上がる。
僕は、iPhoneを使っている人なら、誰でもリマインダーを使っていると思っていましたが、意外と使われていないことを知りました。え?どうやってタスク管理してるの?と不思議に感じます。
また「ToDo」という言葉を知らない会社員も多いようです。こんな状況で、どうやって仕事をするのか、不思議でなりませんが、実在することは間違いないようです。
僕自身は、まず朝はメールをチェックし、返信、あるいは何か対応が必要なものは、遅くとも8時までには完了させます。これは、会社員時代からの慣習というか、そうしています。
自分自身の仕事が遅くて残業をするようなら、経営者としてどうなの?ということになります。(もちろん、一生に何回かはあるでしょうが)
なので極力、僕は社員が出社してくる前に、自分一人で完結する仕事は終わらせるようにしています。チームでやるべき仕事はそこから。
まあ、僕自身が、早く終わって飲みに行きたい、というモチベーションがあるから、かもしれません。(笑)