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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

留学するなら気をつけるべきこと

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お盆休みの方が多いとのことで、閑話休題的なことを書いてみようと思います。(僕はお盆休みではありませんが)

今朝のラジオで、留学の話をしていたので、僕の経験を書きたいと思います。何十年も前のことではありますが、気をつけるべきことは、さほど変わっていないように思いますので。

まず、当たり前のことですが、留学はお金がかかります。決して安くありません。ましてや、日本円は急落し、海外の物価は高騰している中での留学となると、安くないのは当たり前ですよね。発展途上国だからといって、安くはないと思います。日本は、30年間以上、成長していない国なので、所得も物価も上がっていない国なので、この基準で海外に出ると、えらい目に遭うでしょう。

そして、留学する人の多くは、留学斡旋会社に相談すると思います。まあ、大抵は、留学斡旋会社とは言っても、旅行会社です。留学経験のない社員のほうが多い会社もあります。なので、彼らの情報の多くは、ネットなりで調べたもの。その国で実生活を経験した人は少ない、ということになります。

僕の場合は、当時の朝日新聞の記事で見かけた会社に訪問しました。しかし、当時は、記事と広告が明確に分かれていないものが多く、結局は広告だったことに気づいたのは、ずいぶん後のことでした。

その会社に相談し、シンガポールに留学することを決めた後、「Local sponsor」というものが必要になる、と知りました。そこで、その会社にどうすれば良いのか、と相談したところ、僕の父親の推薦記事を持ってきてくれれば、英訳します。と言われました。

当時は、何もわからない人間だったので、そのまま素直に父親に依頼し、書いてもらいました。

この後いろいろあるのですが、

1.教えてもらった、学生ビザの取得方法が間違っていた

2.Local sponsorの定義が全然違っていた

3.年額と聞いていた学費が、上期分だけだった(つまり2倍かかった)

というのが、大きな問題でした。

1.学生ビザ

学生ビザを取得するために、イミグレーションオフィスに、結果的に6回通うことになりました。書く内容もすごく考え、周りの学生に相談しました。まだ18歳でしたが、「タバコを吸ってはいけない」と理解してしまった内容は、実際には「ドラッグを接種してはいけない」というものだったり、読み取りに苦労しました。
宗教という欄も、どう書けば良いのか、いろいろ悩んで、仏教と書いてパスできました。実際には、なしでも構わなかったことも、後に理解することになります。

2.Local sponsor

これは、現地で身元保証してくれる人のこと、というのは、今なら当たり前にわかりますが、そのときはわからず、父親のレターを提出すると、「は?」みたいな対応をされました。まあ、当たり前ですよね。
そして、斡旋会社が唯一教えてくれた、大学の教授名を頼って、教授室に向かいます。自転車がほしいくらいの広いところを探し回って、通りかかった学生に教えてもらい、教授を頼りました。結局、宋教授という方が、初対面にもかかわらず、中国語が話せる面白いやつだ、程度のことで、Local sponsorになってくださいました。このことがなければ、僕の留学はあり得ませんでした。

3.学費

これは、この3点では一番小さい問題ではありますが、やっぱり学費が2倍違うというのは大きいです。決して裕福な家ではなかったですが、慌てて親に電話したことを思い出します。

今の時代は、インターネットという超便利なものがあるので、自分で調べることが、とても大事です。また、このブログのほか、留学の影の部分について書かれている記事などを探し回ることも大切です。

僕個人的には、留学で失敗を繰り返し、苦労したうえで、今は留学する人を支援している、MMBH株式会社という会社が、頼りがいがあるのではないか、と思っています。とはいえ、あくまで自己責任で、お願いします。

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