理論派が理論では動かない人と話すために
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ここのところ、世の中は理論じゃダメなんだな、と感じることが多いです。公約を果たさなかった知事に投票した人たち。気をつけるべきことに気をつければいいはずの電車が、混んでいたら乗りたくないと、街中のインタビューに答えている人たち。
何かと違和感を感じることが多いのですが、こういう人たちには、真っ向から理論で理解してもらおうと思っても、無理なのではないかな、と思っています。データを示して理論詰めにしても「だって」という感情で動くところが大きい人たちなんでしょうね。
だったら、どうやって話し合うのか。そこには、共感を中心としたコミュニケーションが必要なんだろうと思うのです。
会社の中でもいますよね。理論では動かない人。「分かりました」と言うけれど、行動を見ていると「全然分かってないじゃん!」って言いたくなる人。でも、そんなことを言うだけでは、その人の行動は変わらないですよね。
なので、言うべきは「違うじゃん!」ではなく「どうしたの?」「あ、なるほど」「そりゃそうだよね」に始まって、丁寧に、ゆっくり時間をかけて説明することが必要なんだろうな、と。
めんどくさい、と思ったらそこで終了。根気強く話すことが必要なんでしょうね。まあ、街でインタビューを受けている人は放置しかしょうがないでしょうけど。(笑)
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