会社沿革に何を書くべき？

現在、当社のホームページを刷新するためにいろいろと打ち合わせを重ねています。もう少し経つとご報告できるレベルになると思います。そんな中で、会社概要を整理し直したのですが、「会社沿革」に何を書くべきか、で少し詰まりました。

これはソフトバンクの「沿革」に掲載されているもの。20年間をずいぶん縮めちゃったなあ（笑）とは思うものの、ソフトバンクのホームページを見る人が1981年創業時の情報にどれほど関心と必要性を感じるのか、と考えると、こういうまとめ方でいいのかも知れませんね。むしろ、現在のことにフォーカスする、ということで。

企業によっては、「東京都○○区で創業」とか、「港区六本木に移転」というようなことが列記されているところがあるのですが、今回の整理にあたって、そこが引っかかりました。ホームページを見てくださる方々が、当社の引っ越しに興味が有るのだろうか、と。むしろ、現在の住所がはっきり書かれており、そして今何をやっていて、どういうことを得意としているのか、何が出来る会社なのか、といった情報のほうが必要なんだろうな、と。

そう考えると、沿革にはいつ頃どういうサービスを発表したのか、ということくらいで、それ以外を丁寧に書き込む必要もなさそうな気がしています。僕の場合、当社の本業に直結しない書籍も出しているので、それらも要らないだろうな、と。

よく「捨てる技術」などと言いますが、何でも書けばいいものでもないな、と感じている今日この頃です。