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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

負け 失敗の引き受け方

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ミラノオリンピック フィギュアペアでの三浦・木原組の演技は日本だけでなく世界を感動させた。普段、フィギュア競技を見ない人にまでもそのすごさ素晴らしさが分かる圧巻のパフォーマンス。

フィギュアでこれほど感動的な場面は浅田真央選手の「伝説のフリー」以来。その2つに共通しているのは「失敗からの全力プレー」

ショートプログラムの失敗で金メダルが絶望になった浅田真央選手。5位に残った三浦・木原ペア。両者に共通するのは「ただ自分たちが全力を出すこと」

秋田県でのスポーツ指導者講習会で「負けの引き受け方」という話をしてきた。

その視点から言うと、木原選手は責任を感じすぎてしまい「失敗」を引き受け消化するのが難しかったようだ。私は画面越しに「勝負はまだ終わっていない。泣くのは早い。しっかりしろ」と言った。対照的に三浦選手は「失敗」をしっかりと引き受け消化していたから、上を向いていた。

講習会でも言ったことだが「負け」「失敗」を引き受けることができないと、現実に向かっていけないのだ。強烈な自己否定をしてしまう。木原選手は三原選手の強いメンタルに助けられた。

ショートが終わった段階で日本中が「まだまだこれから」と励ましたことだろう。

「何やってるんだ」、などと思った人はいないはずだ。

IMG_2519.JPG「負けや失敗の引き受け方」これはこれからのスポーツで大事な要素になっていくと信じる。それを指導者がまず理解してもらいたい。そう願う。

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