僕が送別会には参加しない理由
退職の話題が、坂本さん、小俣さん、そしてマリコさんからも出ていますね。僕自身も転職経験が複数あるのですが、送別会はしてもらわないようにしていました。辞める人間のために集まるなんぞ、時間がもったいないと考えていたんですよね。特に深い理由はないのですが、30歳で最初の退職をしたときから、ずっとそう思っていました。
前職では、いろいろな理由で退職する人がいましたが、僕自身は参加しません。時間がもったいないなどとは思わないのですが、辞めていく人と酒を酌み交わしながら話すのが苦手、というのが正直なところです。転職後に、その新たな経験の報告に来てくれた人とは何度も食事に行ったり、お酒を一緒に飲みに行ったことはありますが、退職時にはありません。
マリコさんのように「卒業」という考え方もいいな、とは思います。一緒に何年も働いているうちに、向いている方向が変わってきたのかも知れません。それでも、僕たちから離れていくことは間違いなく、その人にそのタイミングで、どういう声をかけるのことができるのか、と考えると、退職最後の日に「がんばって」と声をかけるのが精一杯なんですよね。
最初の頃は「あんなに手をかけたのに」なんて偉そうなことを思っていましたが、今はそんな偉そうなことは思いません。ただ、苦手なんです。それでも、退職後にがんばってほしいと思う気持ちはあります。転職後に活躍している、なんて話を聞くと嬉しいものです。僕の会社ではうまくいかなかったかも知れないですが、会社の相性というのもあるでしょうしね。その逆もあるのですし。
僕がどれだけの時間を一緒に過ごしたか、で思い入れも違うのだとは思いますが、今後も送別会には参加しないだろうと思う今日この頃です。